平成31年2月13日(水)、参議院の招待で来日したイラン・イスラム共和国のアリー・ラリジャニ国会議長一行は衆議院を訪問し、大島議長、赤松副議長及び高市議院運営委員長等と懇談しました。
冒頭、大島議長は、一行の来日に歓迎の意を表した上で、ラリジャニ議長が、日本・イラン外交関係樹立90周年となる重要な機会に9年ぶりに来日したことを喜ばしく思う旨述べました。また、イランの現政権が、核合意の履行や女性の権利拡大等に関し、国際社会と建設的協力を目指していることを評価するとともに、両国でハイレベルの交流が積み重ねられていることを歓迎し、二国間の伝統的友好関係の一層の発展を期待する旨述べました。
これに対し、ラリジャニ議長は、歓迎に対する謝意を述べたうえで、両国間の経済協力関係を更に促進していきたいとして、イランのインフラ整備や石油、医療等の分野において、日本からの一層の支援及び投資の拡大を希望する旨述べました。
懇談では他に、両国議会間交流の促進、東京オリンピック及びパラリンピック等について話題が及びました。