平成31年3月18日(月)、参議院の招待で来日したインドのハリワンシュ・ナラヤン・シン連邦議会上院副議長一行は衆議院を訪問し、大島議長、赤松副議長及び高市議院運営委員長等と懇談しました。
冒頭、大島議長は、一行の来日に歓迎の意を表した上で、2月にインド・カシミール州で発生したテロ事件の犠牲者とご遺族にお悔やみを伝えました。また、日印両国首脳が良好な関係を築いていることに触れた上で、インドは自由で開かれたインド太平洋を実現する上での重要なパートナーであり、二国間関係のさらなる発展と深化を期待する旨述べました。
これに対し、ハリワンシュ副議長は、歓迎に対する謝意を述べた上で、両国は「特別戦略的グローバル・パートナーシップ」関係にあり、経済、海洋安全保障、テクノロジー、農業、医療など、様々な分野での協力関係が今後さらに発展することを期待する旨述べました。また、テロは国際社会が直面する深刻な脅威であり、テロとの戦いにおいても日本の貢献を期待する旨述べました。
懇談では他に、両国議会間交流の促進、両国の地方自治体間の交流、東京オリンピック及びパラリンピック等について話題が及びました。