内閣委員長秋元司君解任決議案(第一九二回国会、決議第五号)
本院は、内閣委員長秋元司君を解任する。
右決議する。
理 由
内閣委員長秋元司君は、特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律案、いわゆるIR法案(カジノ法案)の審議を強行し、わずか五時間三十三分で質疑を打ち切って強行採決を行うという、強権的な委員会運営を行った。IR法案については、ギャンブル依存症や治安の悪化など、重大な問題が指摘されており、大多数の国民が反対している。国民のこうした懸念を無視し、拙速にIR法案の成立を図ることは、国民の負託を受けた国会が自らその役割を放棄することに等しい。
よって、ここに秋元司君の内閣委員長解任を強く求める。
以上が本決議案を提出する理由である。