衆議院

メインへスキップ



質問本文情報

経過へ | 質問本文(PDF)へ | 答弁本文(HTML)へ | 答弁本文(PDF)へ
平成二十年二月六日提出
質問第五七号

中国製冷凍ギョーザと食の安全に関する質問主意書

提出者  高井美穂




中国製冷凍ギョーザと食の安全に関する質問主意書


 中国製冷凍ギョーザによる中毒事件は、全国各地に多数の被害者を出し、さらに食の安全や食糧安全保障、バイオテロ対策など、多くの課題を残したと認識している。加えてこれに対応する省庁は多岐にわたり、またその対応の迅速性にも問題があった。
 そこで、以下のとおり質問する。

一 内閣総理大臣は、この事件の第一報を何日の何時に、どのようなルートで知り、どのような対応、指示をしたのか。また、この事件全般について、どのような指導力を発揮したのか、明らかにされたい。
二 このような輸入食品の中毒事件に関わる省庁はどことどこになるのか。また、それぞれの省庁の所管担当事項を示されたい。
三 内閣において、岸田内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策、科学技術政策、国民生活、規制改革)ならびに泉内閣府特命担当大臣(防災、食品安全)はどちらが主管となるのか。また、それぞれの役割分担と連携はどのような形で行われたのか。それは事件を知ってから速やかに行われ、対応に問題はなかったのか。
四 今回の事件において、政府として問題点、反省すべき点はあったのか。あったとすればそれはどのような点で、どのように改善しようとしているのか。また、結果的に被害の発生を防げなかった責任はどこにあるのか。
五 政府として、発生原因は中国側にあると考えているのか。それとも日本側にもあると考えているか。
六 今回の事件により、洞爺湖サミットを前にわが国においてはバイオテロに十分な対策が取れていなかったことを示す結果になった、と指摘する意見もあるが、政府の考えは如何に。
七 民主党はかねてより消費者行政の強化や、内閣府、農林水産省、厚生労働省にまたがっている食品安全行政の一体化を主張してきた。また、福田総理も消費者行政の一元化を掲げている。政府として今後の消費者行政のあり方を具体的にどのように、どのようなスケジュールで進めようとしているか明らかにされたい。

 右質問する。



経過へ | 質問本文(PDF)へ | 答弁本文(HTML)へ | 答弁本文(PDF)へ
衆議院
〒100-0014 東京都千代田区永田町1-7-1
電話(代表)03-3581-5111
案内図

Copyright © Shugiin All Rights Reserved.