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平成二十年四月十日提出質問第二八三号
国税電子申告・納税システムに関する質問主意書
提出者 平岡秀夫
国税電子申告・納税システムに関する質問主意書
1 国税電子申告・納税システム(e−Tax)を推進する目的は何か。
2 e−Taxについて、国税庁は平成二十二年度までにオンライン利用率を五十%以上にする目標を掲げているが、実現可能か。
3 平成十九年分及び二十年分のいずれかにおいてe−Taxを利用すると、最高五千円の税額控除を受けられる。しかし、e−Taxで確定申告等のデータを送るに当たって、電子証明書を使って個人の証明をしなければならないが、このためには電子証明書を読み取らせるためのカードリーダー(三千円〜四千円)を購入しパソコンに接続しなければならない。また、所轄の市町村の窓口に出向き住民基本台帳カード(ICカード)を取得する等して、公的個人認証サービス等に基づく電子証明書を取得する必要があり、このためには地域によって各々の費用に各五百円から千円を支払わなければならない。税金を納める側が五千円もの金を費やすというこのシステムについて、来年以降改善する意向はあるか。
右質問する。