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平成二十年六月十日提出
質問第五〇四号

我が国の農業政策と世界の食糧不足についての内閣官房長官の認識及び発言に関する質問主意書

提出者  鈴木宗男




我が国の農業政策と世界の食糧不足についての内閣官房長官の認識及び発言に関する質問主意書


一 世界的な食糧不足が原因で、現在一部途上国では、食糧難に喘ぐ民衆による暴動が起きる事態にまで発展しているが、世界的な危機を迎えている食糧不足の現状(以下、「食糧危機」という。)について、政府としてどの様な認識を有しているか。
二 「食糧危機」に対して、政府としてどの様な対応策をとっているのか説明されたい。
三 本年五月三十一日、町村信孝内閣官房長官は講演で「世界で食糧不足の国があるのに減反しているのはもったいない。減反政策を見直せば、世界の食糧価格高騰に貢献できるのではないか」との発言(以下、「町村発言」という。)をしたと新聞で報じられているが、「町村発言」に対する政府の評価如何。「町村発言」は、「食糧危機」への政府の対応と合致するものか。
四 「町村発言」に対して、例えば加藤紘一元自民党幹事長と伊吹文明現自民党幹事長がそれぞれ「コメを海外に援助しようとの考えだが、生活保護を受けている家が町内の祭りに十万円寄附するような話だ」、「長期的に正しくても短期的な政策だと誤解を与えてしまえば農業政策は成り立たない」と批判的なコメントをし、他の自民党議員や農林水産省幹部からも種々批判されているが、「町村発言」は我が国における農業政策並びに「食糧危機」対策への政府与党内の不一致を示すものか。

 右質問する。



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