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平成二十九年四月二十八日提出
質問第二六九号

B・C型肝炎に関する質問主意書

提出者  上西小百合




B・C型肝炎に関する質問主意書


一 直近の、B・C型肝炎の推定のキャリア数と患者数をお聞きしたい。
二 厚生労働省では、ちょっと前になりますが「平成二十三年度 肝炎検査受検状況実態把握事業」の報告書を公表しています。その報告書の中で、「肝炎検査の実施」について、約半数の回答者が「受検をしている」とあります。反対に、受検していない回答者の理由に、「きっかけがない」が三十九%、「定期的に受けている健康診断等のメニューにない」が三十七%、その未受検者の約七割が「機会があれば受けたい」という結果であります。
  「機会があれば受けたい」ということであれば、厚生労働省は積極的にその機会を作る施策を考えなければならないのではないでしょうか。この報告を受けて、厚生労働省は都道府県等に対し、なにか具体的な指示等をしたのですか。お聞きしたい。
三 厚生労働省は昨年六月に「肝炎対策の推進に関する基本的な指針」を改正しています。その中で基本的な方向として、「肝硬変又は肝がんへの移行者を減らすことを目標とし、肝がんのり患率をできるだけ減少させることを指標として設定する」ことを追記していますが、「指標として設定する」とは、どういうことですか。また、「減らすことを目標とし」とは、罹患率等を都道府県ごとにその件数を数値化したり、集計したりするのですか。お聞きしたい。
四 肝臓がんの原因の多くは肝炎ウィルス感染によると言われています。ウィルス性肝炎に対する医療費の助成は進んでいると思いますが、ウィルス感染が原因で、肝臓がんになった場合の「肝臓がん治療費」に対する助成はどうなっているのですか。お聞きしたい。
五 厚生労働省による調査研究(レセプト分析によるNDB調査)が三月には完了すると聞いています。
 つきましては、この調査結果のとりまとめ、そして公開までのスケジュール等をお聞きしたい。

 右質問する。



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