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平成二十九年六月十四日提出
質問第四三〇号

四国八十八箇所霊場と遍路道の世界文化遺産登録に関する質問主意書

提出者  本村賢太郎




四国八十八箇所霊場と遍路道の世界文化遺産登録に関する質問主意書


 香川に生まれた空海が修行を行った寺々を巡礼する四国遍路は、全長千四百キロにも及ぶ壮大なもので、平安時代の修行僧からはじまり、一般庶民へも広がり、約千二百年の歴史があるとされる。また、現代にもなお続いており、地域と共存し、継承されてきた我が国を代表する巡礼文化であり、平成二十七年には文化庁により日本遺産として認定されている。
 国籍や宗教・宗派を問わずに「お遍路さん」となり、地域の人々がお茶や果物でもてなし応援する「お接待」を受けながら札所を巡礼する様は、まさに我が国のおもてなし文化を象徴しているものであり、世界からの注目も高く、欧米を中心に急増している。たとえば、香川県さぬき市の「前山おへんろ交流サロン」では、平成十五年に約七十名だった名簿帳に記入した外国人のお遍路さんの数が、平成二十四年には百五十名を超え、平成二十七年には四百名を超えている。
 これらを踏まえ、以下質問する。

一 「四国八十八箇所霊場と遍路道は、我が国を代表する巡礼文化である」とすることについて、政府はどのように捉えているのか。
二 四国八十八箇所霊場と遍路道の世界文化遺産登録は、地元自治体からも期待が寄せられているところである。様々な機会を活かしたPR活動や、国内外の他の巡礼との比較の研究などに熱心に取り組んでいることは周知のとおりである。四国八十八箇所霊場と遍路道の世界文化遺産登録について、政府はどのように考えているのか。

 右質問する。



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