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平成三十年六月七日提出
質問第三六六号

原子力発電所の国民負担に関する質問主意書

提出者  落合貴之




原子力発電所の国民負担に関する質問主意書


 資源エネルギー庁が作成した「長期エネルギー需給見通しについて」中、「二〇三〇年モデルプラント試算結果概要、並びに感度分析の概要」(以下「同概要」という。)には、原子力の発電コストは、政策経費、事故リスク対応費、CO2対策費、燃料費、運転維持費、追加的安全対策費及び資本費の合計でキロワットアワー当たり十・三円と、他の電源と比べて最も低い下限値が記載されている。
 しかし、同概要において発電コストについて下限値のみ記載されているのは原子力だけであり、モデルプラントに係る試算ではあるものの、平成三十年五月三十日の衆議院経済産業委員会の質疑においても指摘したとおり、上限値が記載されていない以上、本試算のみをもって原子力の発電コストが最も安いと言うことが出来るか否か判断することは困難である。
 そこで、以下質問する。

一 同概要において、原子力の発電コストについては下限値のみが記載されている理由如何。
二 同概要における原子力の発電コストに、電気料金及び使用済み核燃料の処分に係る費用を加えた場合の、一世帯当たりの原子力発電に係る負担額はいくらか、教示されたい。
三 モデルプラントに係る試算ではない、原子力の発電コストを計算した結果データはあるか。ある場合、そのコストの費目の内訳を併せて教示されたい。

 右質問する。



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