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答弁本文情報

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平成二十七年五月二十九日受領
答弁第二三六号

  内閣衆質一八九第二三六号
  平成二十七年五月二十九日
内閣総理大臣 安倍晋三

       衆議院議長 大島理森 殿

衆議院議員鈴木貴子君提出オスプレイの安全性に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。





衆議院議員鈴木貴子君提出オスプレイの安全性に関する質問に対する答弁書



一から三までについて

 垂直離着陸機MV二二オスプレイ(以下「MV二二」という。)については、開発・試験段階において発生した事故を教訓として改良が重ねられた結果、必要な安全基準を満たすものとして、米国政府がその量産を承認したと承知している。また、政府は、平成二十四年四月にモロッコで発生したMV二二の事故及び同年六月に米国フロリダ州で発生した垂直離着陸機CV二二オスプレイの事故の各調査結果の分析評価や同年九月十九日の「日本国における新たな航空機(MV−22)に関する日米合同委員会合意」等を総合的に勘案し、我が国におけるMV二二の運用について、その安全性を確認している。
 平成二十七年五月十七日(現地時間)に米国ハワイ州で発生したMV二二の着陸失敗については、まずは、MV二二の運用を行っている米軍が、原因究明や再発防止のための措置を講ずるものと考えている。本件に関し、米国政府からは、現在、当該着陸失敗の調査を行っているところであるが、MV二二の設計に根本的な欠陥があると疑う理由はなく、また、これまでにMV二二の運用を、一般に停止させるべき理由は発見されていないとの説明を受けている。
 なお、御指摘の発言に関する報道は承知しているが、個別の報道の内容に関し、政府としてコメントすることは差し控えたい。
 政府としては、米国政府に対し、引き続き、当該着陸失敗の原因等に関する迅速な情報提供を含め、適切な対応を求めていく考えである。
 また、政府としては、「中期防衛力整備計画(平成二十六年度〜平成三十年度)」(平成二十五年十二月十七日閣議決定)において、ティルト・ローター機を整備することとしており、島嶼防衛や災害派遣等の場面において重要な役割を担うことから、着実に整備を進めていく考えである。



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