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イラン・イスラム共和国国会議長一行の衆議院訪問


衆議院議長の招待により来日したイラン・イスラム共和国のアリー・ラリジャニ国会議長一行は、2月24日(水)に衆議院を訪問し、議長応接室において横路議長、衛藤副議長、松本議院運営委員長及び同委員会理事等と懇談を行いました。




冒頭、横路議長から我が国とイランは極めて良好な関係にあり、ラリジャニ議長の訪日を機会に両国の関係が強化されることを願う、しかしながら日本としては、国際社会の懸念にも拘わらずウラン濃縮活動が行われていることに懸念を有していると述べたのに対し、ラリジャニ議長は訪日招待に謝意を述べた後、イランは日本との二国間関係を重要視しており、両国とも長い歴史と豊かな文化を有し、民主主義国家で力強い議会を有している点が共通していると応じました。

イランの核開発問題について、ラリジャニ議長は、イランは完全に平和目的利用であり、国際原子力機関(IAEA)による核開発関連施設への査察も受入れているのに、西側諸国から批判を受けていると述べました。これに対し横路議長は、原子力の平和的利用の権利はどの国にも認められるべきであるが、原子力の平和的利用には国際社会からの信頼が大切であり、信頼を得るにはイラン自身が努力をしなければならないと述べました。更に横路議長は、どの国でも平和的な環境の中で生活していきたいと国民は求めているのだから、イランには将来を見据えた戦略的な決断をしてもらいたいし、ラリジャニ議長はそれを実行できる力を持った方だと聞いていると発言しました。ラリジャニ議長は、イランとしては核技術は入手したいが、核兵器開発は考えていないと述べるとともに、宗教的な面から言っても、イランは大量破壊兵器に断固反対の姿勢を取っており、国際原子力機関に対しては今後も情報提供を続けていくし、天野国際原子力機関事務局長の努力も期待し、外交交渉によって事態が解決することを期待したいと述べました。横路議長は、長崎訪問を予定しているラリジャニ議長に対し、広島に続き被爆地となった長崎への訪問により、核兵器不拡散条約(NPT)体制の遵守と我が国の反核の立場を理解していただくことを願うとともに、ラリジャニ議長には核兵器反対の立場を貫くよう希望しました。

また横路議長より、核問題を含め両国間の問題を率直に話し合うため今回の様な議会間交流が重要であり、両国の国会議員間の交流を更に強化すべきと述べ、ラリジャニ議長も全く同感であると述べました。

その他、衛藤副議長から、核兵器は決して持たないと国会内でラリジャニ議長が発言した意義は重いとの発言がありました。

アリー・ラリジャニ議長一行は、2月23日(火)から27日(土)まで我が国に滞在します。議長は滞在中、衆参両院議長を訪問した他、日本イラン友好議員連盟と意見交換を行い、また長崎県を訪問します。




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