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カザフスタン共和国下院議長一行の衆議院訪問



衆議院議長の招待により来日したカザフスタン共和国のオラル・ムハメジャノフ下院議長一行は、11月25日(木)に衆議院を訪問し、横路議長、衛藤副議長、松野議院運営委員長代理理事及び同委員会理事等と懇談を行いました。





冒頭、横路議長は、2006年以来となるムハメジャノフ議長の訪日を歓迎した後、来日後直ちに広島を訪れ、原爆慰霊碑への献花を行われたことに謝意を表明しました。また広島大学にて講演を行い、同大学より、核廃絶や国際平和等に向けたこれまでの貢献を称え、名誉博士号が授与されたことに対しお祝いを述べました。横路議長は、カザフスタンのセミパラチンスクで繰り返し行われた核実験の結果、周辺の多くの住民が健康被害を受けたことに触れ、同国がこのような悲劇を踏まえ、中央アジア非核地帯条約の締結(2009年3月)、セミパランチスク核実験場を閉鎖した8月29日を「核実験反対の国際の日」とする国連決議案を提出(2009年の第64回国連総会で採択)する等の努力を行ってきたことを高く評価し、核廃絶に向けて今後とも両国で協力していきたいと述べました。

これに対し、ムハメジャノフ議長は、日本側の暖かい歓迎に謝意を表した後、この機会にカザフスタンについてよく理解して頂きたいとして、同国の概要を説明しました。この中で、同議長は、カザフスタンが旧ソ連から引き継いだ当時世界第4位の規模の核兵器を自発的に廃棄した平和の国であると強調した上で、1991年の独立以来、政治的には複数政党が誕生し、民主主義が定着したことや、市場経済の導入により、2000年以降、経済危機の一時期を除き10%に達する目覚ましい経済発展を遂げたことを紹介しました。また、多民族・多宗教国家のカザフスタンは、民族・宗教間の調和に努め、これまで紛争等は生じていないと述べました。また日本との関係については、日本の高い技術、投資力とカザフスタンの豊富な資源を合わせた協力を発展させていきたいと希望しました。

会談では、カザフスタンが本年の欧州安全保障協力機構(OSCE)や上海協力機構(SCO)の議長国を務め、明年にはイスラム諸国会議機構(OIC)の議長国となる予定であることや、同国の実施しているアフガニスタン支援(道路、橋等のインフラ協力や留学生受入れ)が話題になったほか、横路議長からは、ナザルバエフ大統領がOSCE議長国の就任の際に述べた、「4つのT」(「信頼(Trust)」、「伝統(Tradition)」、「透明性(Transparency)」「寛容(Tolerance)」を取り上げ、中東やユーラシアを含む様々な国際的な諸問題を解決する上で重要な指摘であると述べました。




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