第188回国会の開会式は、12月26日 天皇陛下の御臨席のもとに参議院議場において行われました。
衆議院議長は、次の式辞を述べました。
天皇陛下の御臨席を仰ぎ、第百八十八回国会の開会式を行うにあたり、衆議院及び参議院を代表して、式辞を申し述べます。
去る十二月十四日衆議院議員の総選挙が行われ、十二月二十四日をもって 特別国会が召集されました。
われわれは、新たな民意が反映された国会に臨むにあたり、決意を新たにし、 当面する内外の諸情勢に対処して、適切な施策の推進に万全を期さなければ なりません。
ここに、国会は先の総選挙による新議員を迎え、われわれに課せられた重大な 使命にかんがみ、日本国憲法の精神を体し、おのおの最善をつくしてその任務を 遂行し、もって国民の信託にこたえようとするものであります。
次に、天皇陛下から次のおことばを賜りました。
本日、第百八十八回国会の開会式に臨み、衆議院議員総選挙による新議員を迎え、全国民を代表する皆さんと一堂に会することは、私の深く喜びとするところであります。
ここに、国会が、国権の最高機関として、当面する内外の諸問題に対処するに当たり、その使命を十分に果たし、国民の信託に応えることを切に希望します。