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ヌルスルタン・アビシェヴィチ・ナザルバエフ・カザフスタン共和国大統領歓迎会


平成28年11月8日(火)、公式実務訪問賓客として来日したヌルスルタン・アビシェヴィチ・ナザルバエフ・カザフスタン共和国大統領が国会を訪問し、両院議長主催による歓迎会が参議院議場において行われ、ナザルバエフ大統領が演説を行いました。



伊達参議院議長は歓迎の挨拶で、東日本大震災及び熊本地震の際にカザフスタン国民から物心両面にわたる多大な支援を受けたことに謝意を表するとともに、旧ソ連時代の核実験による痛ましい経験から、カザフスタンが核軍縮に積極的に取り組んできたことに対し、敬意を表しました。また、来年、両国が外交関係樹立25周年を迎えることに触れ、この度のナザルバエフ大統領の訪日は、今後の両国関係を更なる高みへと導く契機として誠に意義深いものであると確信する旨を述べました。


続いて、ナザルバエフ大統領は、冒頭、国会で演説することへの謝意を述べるとともに、今日日本は、世界で主導的な役割を果たしているが、日本国民の勤勉さと向上を志向する性格がこれを促進している旨を述べました。

次に、カザフスタンは、40年以上にわたり456回もの核実験を行い、放射能による大きな被害をもたらした核実験場の閉鎖を決断した上、当時110基以上の大陸間弾道ミサイルを保有し、世界第4位であった核兵器・ミサイルの軍事力を自ら放棄し、世界平和に大きく貢献した旨を述べました。また、2015年12月、カザフスタンのイニシアチブにより、核兵器のない世界の構築を推進する決議が国連総会で採択されたこと、ナザルバエフ大統領が「核兵器のない世界・グローバルな安全」国際賞を創設したこと等に触れ、グローバルな反核運動を繰り広げていくことの重要性について述べました。更に、今回の訪日で広島を訪問し、核兵器廃絶を世界に訴える予定であることに触れ、世界の指導者、特に核保有国の指導者が広島及び長崎を訪問する必要性について述べました。

次に、来年1月から、カザフスタンが中央アジアの国として初めて国連安全保障理事会非常任理事国に就任することに触れ、来年12月末まで非常任理事国を務める予定の日本との更なる協力の可能性について言及し、現在の世界秩序に関わる主要な問題の解決や平和と安全の強化に貢献していく所存である旨を述べるとともに、日本の国連安全保障理事会常任理事国入りを支持する旨を述べました。

次に、二国間関係について、戦略的パートナーシップと相互理解の精神が、両国関係を新しいレベルに引き上げるために役立つと確信すると述べました。

最後に、今年はカザフスタン独立25周年、また、来年は日本との外交関係樹立25周年を迎えるに当たり、独立間もない時期に日本から多大な支援を受けたことに対する謝意と両国の懸け橋になりたい決意を表しました。


最後に、大島衆議院議長は、ナザルバエフ大統領が、特に、核実験場の閉鎖、中央アジア5ヶ国の非核兵器化など「核兵器のない世界」の実現に向け、積極的に取り組んでおり、近年では包括的核実験禁止条約の発効に向け、我が国とともに尽力していることに触れ、来年、国連安全保障理事会非常任理事国となる両国が、テロ対策、難民・移民への対応等、課題が山積する国際社会で、アジアや世界の平和と発展に資するよう、協力していくことを願う旨述べました。


歓迎会には、安倍内閣総理大臣、岸田外務大臣を始め衆参両院260名の国会議員が参列しました。






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