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東日本大震災六周年追悼式における衆議院議長追悼の辞


大島衆議院議長は、平成29年3月11日に国立劇場で行われた東日本大震災六周年追悼式で、次のとおり、追悼の辞を述べ献花しました。

東日本大震災六周年追悼式における衆議院議長追悼の辞


文仁親王同妃両殿下のご臨席を仰ぎ、東日本大震災六周年の追悼式が行われるに当たり、謹んで追悼の言葉を申し述べます。

六年前の今日、東日本各地を襲った大地震と津波により、多くの尊い命が失われました。犠牲となられた方々とご遺族の皆さまに改めてお悔やみを申し上げます。そして、被災された方々、また福島での原子力発電所の事故により避難を余儀なくされた方々に心からお見舞いを申し上げます。

震災が発生して以降、今日まで、国内のみならず世界各地の多くの方々からご支援をいただきました。こうした温かいご支援は大変心強く、復興に向けた取組みを物心両面で後押ししていただきました。深く感謝いたします。

震災発生から六年の月日が経過した今、避難生活の長期化に伴う被災者の方々の心身のケアや、生活再建をいかに後押しするかが重要な課題となっており、各々の状況に応じて切れ目なく支援を行っていくことが求められております。福島県では、原子力災害からの事態の改善に向けた懸命の努力が続けられていますが、その一方で、被災した子供たちが避難先でいわれなき言辞に苦しんでいる姿を見ると、我々はそのことにも対応していかなければならないと強く感じます。被災地の復興は未だ道半ばであり、被災者の方々が日常生活を取り戻すことは容易なことではありません。震災の記憶を風化させることなく、被災者の方々の思いに寄り添い、現実に真摯に向き合う中で復興に向けた取組みを進めていくことが、あの日、震災を経験した我々が果たさなければいけない責務であると改めて感じています。

そして、被災地における人口の減少や高齢化、産業の空洞化などは多くの地域社会が直面している問題であり、国を挙げて対応しなければならない重要な課題であります。衆議院といたしましても、こうした事態に適切に対処し、被災地の復興を加速化するための取組みを進めるとともに、災害に備えて遺漏のないよう対策を講じ、国民が安心して暮らすことのできる社会が実現できるよう、引き続き全力を尽くしてまいる所存です。

結びに、震災で亡くなられた方々のご冥福を心からお祈りし、追悼の言葉といたします。



平成二十九年三月十一日

衆議院議長    大島理森


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