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第42回衆議院議員総選挙

平成12年6月2日に衆議院が解散されたことを受けて、第42回衆議院議員総選挙は、6月13日に公示され、6月25日を投票日とすることとなった。

今回の総選挙は、平成6年に公職選挙法が改正され、小選挙区比例代表並立制に改められた後、2度目の選挙となり、また、議員定数については本年2月の公職選挙法の改正により、定数が比例区20人減の180人となり、小選挙区の定数300人とあわせ480人となった。なお、今回の選挙から外国に住んでいても投票できる「在外投票」及び遠洋区域を航行区域とする船舶等に乗船する船員の不在者投票について、ファクシミリ装置を用いて投票を送信することを認める「洋上投票」が初めて行われた。

立候補者は、小選挙区が1,199人、比例区が904人(うち、小選挙区との重複立候補699人)で、重複立候補者を除いての候補者数は1,404人となった。党派別に見ると自由民主党337人(重複立候補を除いた人数。以下同じ。)、民主党262人、公明党74人、日本共産党332人、保守党19人、自由党75人、社会民主党76人、改革クラブ4人、無所属の会11人、自由連合126人、諸派9人、無所属79人であった。

競争率は小選挙区で4.0倍、比例区で5.0倍であり、また、女性の立候補者数は202人で前回(153人)を上回り、過去最多となった。

前回の総選挙(平成8年10月)以来、3年8ヶ月ぶりとなる今回の総選挙では、21世紀に向けた政治の枠組みが最大の焦点となり、政策面では、景気対策や財政再建が争点となった。

6月25日、第42回衆議院議員総選挙の結果は、次のとおりである。

自由民主党233
民主党127
公明党31
自由党22
日本共産党20
社会民主党19
保守党
無所属の会
自由連合
無所属15

自由民主党、公明党及び保守党の連立与党は3党で271議席となり、過半数を確保したが、自由民主党が選挙前を大きく割り込む38議席減、公明党及び保守党もそれぞれ11議席減と3党で60議席の減となった。

一方、野党各党は民主党が選挙前の95議席から127議席へと大きく躍進した。日本共産党は6議席減、自由党、社会民主党はそれぞれ22議席、19議席と議席を伸ばした。このほか無所属の会が5議席、自由連合が1議席、無所属は15人が当選したが、改革クラブは議席を失った。

小選挙区で落選し重複立候補の比例区で当選した当選者は79人であった。

女性の当選者は35人で、前回の23人を大きく上回り現憲法下では過去最高となった。

当選者の平均年齢は54.2歳で前回の総選挙よりわずかに若返った。

今回の総選挙は、平成9年に公職選挙法が改正され、投票時間の2時間延長、不在者投票事由の緩和が図られた後、初めて行われた総選挙であり、また、選挙当日の有権者数は、男子4,873万人、女子5,176万人、合計1億49万人となり、初めて1億人台となった。

投票率は、小選挙区62.49%、比例代表62.45%と前回を上回ったものの、戦後2番目に低い投票率であった。


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