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第17号 平成29年4月4日(火曜日)

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平成二十九年四月四日(火曜日)

    正午開議

 出席委員

   委員長 佐藤  勉君

   理事 高木  毅君 理事 長島 忠美君

   理事 大塚 高司君 理事 木原 誠二君

   理事 牧原 秀樹君 理事 井上 貴博君

   理事 泉  健太君 理事 山尾志桜里君

   理事 遠山 清彦君

      岩田 和親君    大隈 和英君

      鬼木  誠君    古賀  篤君

      笹川 博義君    橋本 英教君

      牧島かれん君    宮内 秀樹君

      渡辺 孝一君    小山 展弘君

      宮崎 岳志君    本村賢太郎君

      吉田 宣弘君    塩川 鉄也君

      遠藤  敬君

    …………………………………

   議長           大島 理森君

   副議長          川端 達夫君

   事務総長         向大野新治君

    ―――――――――――――

委員の異動

四月四日

 辞任         補欠選任

  藤丸  敏君     岩田 和親君

同日

 辞任         補欠選任

  岩田 和親君     藤丸  敏君

    ―――――――――――――

本日の会議に付した案件

 政治資金適正化委員会委員指名の件

 情報監視審査会会長の情報監視審査会平成二十八年年次報告書についての発言に関する件

 本会議における議案の趣旨説明聴取の件

 本日の本会議の議事等に関する件


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     ――――◇―――――

佐藤委員長 これより会議を開きます。

 まず、政治資金適正化委員会委員指名の件についてでありますが、同委員に、お手元の印刷物にあります諸君を各会派から届け出てまいっております。

    ―――――――――――――

 政治資金適正化委員会委員指名の件

  委員候補者

   1弁護士   一名

             伊藤 鉄男君(再任)

   2公認会計士 一名

             淺井 万富君

   3税理士   一名

             日出 雄平君(再任)

   4学者及び政治資金に精通した有識者 二名

             大竹 邦実君(再任)

             岩井 奉信君

    ―――――――――――――

佐藤委員長 この際、発言を求められておりますので、これを許します。塩川鉄也君。

塩川委員 政治資金適正化委員会委員の指名について発言します。

 政治資金適正化委員会は、政治資金をチェックするとしてつくられたものですが、実際は、国会議員関係政治団体のみを対象とし、その収支報告書の記載内容と会計帳簿、領収書などを突き合わせ、形式的な適正を確認するだけです。要するに、登録政治資金監査人のチェックを受けたというお墨つきを得ようとするものにほかならないのであります。

 制度発足後、白紙領収書問題、補助金受注企業からの献金問題などが起きておりますが、いずれの事案でも、この制度のチェックが意味をなさないことを露呈しました。

 また、監査人のチェックを受け提出された収支報告書について、監査マニュアルからの逸脱や誤記を指摘されるものが数%あるなど、形式上の適正すら確認できていない実態があります。

 さらに、この制度の導入により、収支報告書の公開期限をおくらせたことで、前年の報告書は十一月末にならなければ国民の監視にさらされないことも問題です。

 我が党はこの制度の導入に反対しましたが、実際の運用からも制度が不必要であることは明らかです。したがって、今回、我が党に委員人選の推薦枠が割り当てられましたが、このような制度を維持する必要はないとの立場から、推薦しませんでした。

 政治資金は、政治団体がその収支を公開し、国民の不断の監視と批判のもとに置き、国民の判断に委ねることが基本であります。収支はそのまま速やかに公開すればいいのであって、適正化委員会は必要ありません。

 以上、政治資金適正化委員会委員の指名に反対の意見を表明します。

佐藤委員長 それでは、本件は、本日の本会議において指名を行うことに賛成の諸君の挙手を求めます。

    〔賛成者挙手〕

佐藤委員長 挙手多数。よって、そのように決定いたしました。

 なお、この指名は、その手続を省略して、議長において指名することになりますから、御了承願います。

    ―――――――――――――

佐藤委員長 次に、情報監視審査会平成二十八年年次報告書についての発言についてでありますが、情報監視審査会会長から、去る三月二十九日議長に提出された情報監視審査会平成二十八年年次報告書について、本会議において発言を行いたいとの申し出があります。

 本発言は、本日の本会議において行うことに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

佐藤委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。

    ―――――――――――――

佐藤委員長 次に、趣旨説明を聴取する議案の件についてでありますが、内閣提出の福島復興再生特別措置法の一部を改正する法律案は、本日の本会議において趣旨の説明を聴取し、これに対する質疑を行うことに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

佐藤委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。

 なお、本法律案の趣旨説明は、今村国務大臣が行います。

 本法律案の趣旨説明に対し、自由民主党・無所属の会の亀岡偉民君、民進党・無所属クラブの細野豪志君、公明党の真山祐一君、日本共産党の高橋千鶴子君から、それぞれ質疑の通告があります。

 質疑時間は、亀岡偉民君、真山祐一君はおのおの十分以内、細野豪志君は十五分以内、高橋千鶴子君は八分以内とするに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

佐藤委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。

 なお、質疑者の要求大臣は、お手元の印刷物のとおりであります。

    ―――――――――――――

 一、趣旨説明を聴取する議案の件

  福島復興再生特別措置法の一部を改正する法律案(内閣提出)

   趣旨説明 国務大臣 今村 雅弘君

   質疑通告     時間   要求大臣

 亀岡 偉民君(自民) 10分以内 復興、経産、丸川国務

 細野 豪志君(民進) 15分以内 復興、環境、経産

 真山 祐一君(公明) 10分以内 復興、経産、農水

 高橋千鶴子君(共産) 8分以内 官房、経産、復興

    ―――――――――――――

佐藤委員長 次に、本日の本会議の議事の順序について、事務総長の説明を求めます。

向大野事務総長 まず最初に、政治資金適正化委員会委員の指名を行います。この指名は、動議により、その手続を省略して、議長において指名されることになります。

 次に、額賀情報監視審査会会長から、情報監視審査会平成二十八年年次報告書についての発言がございます。

 次に、日程第一につき、平環境委員長の報告がございまして、全会一致でございます。

 次に、日程第二につき、西銘国土交通委員長の報告がございまして、共産党が反対でございます。

 次に、日程第三及び第四につき、鈴木法務委員長の報告がございます。採決は二回になります。一回目は日程第三で、共産党が反対でございます。二回目は日程第四で、全会一致でございます。

 次に、福島復興再生特措法改正案につきまして、今村国務大臣から趣旨の説明がございます。これに対しまして、四人の方々からそれぞれ質疑が行われます。

 本日の議事は、以上でございます。

    ―――――――――――――

 議事日程 第九号

  平成二十九年四月四日

    午後一時開議

 第一 遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出)

 第二 海上運送法及び船員法の一部を改正する法律案(内閣提出)

 第三 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案(内閣提出)

 第四 裁判所法の一部を改正する法律案(内閣提出)

    ―――――――――――――

佐藤委員長 それでは、本日の本会議は、午後零時五十分予鈴、午後一時から開会いたします。

    ―――――――――――――

佐藤委員長 次に、次回の本会議及び委員会は、追って公報をもってお知らせいたします。

 本日は、これにて散会いたします。

    午後零時五分散会


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