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第34号 令和元年6月26日(水曜日)

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令和元年六月二十六日(水曜日)

    正午開議

 出席委員

   委員長 高市 早苗君

   理事 菅原 一秀君 理事 御法川信英君

   理事 赤澤 亮正君 理事 大塚  拓君

   理事 松本 洋平君 理事 熊田 裕通君

   理事 手塚 仁雄君 理事 牧  義夫君

   理事 佐藤 英道君

      大隈 和英君    古賀  篤君

      根本 幸典君    百武 公親君

      藤丸  敏君    星野 剛士君

      本田 太郎君    牧島かれん君

      武内 則男君    松田  功君

      関 健一郎君    森田 俊和君

      塩川 鉄也君    遠藤  敬君

      広田  一君

    …………………………………

   議長           大島 理森君

   副議長          赤松 広隆君

   事務総長         向大野新治君

   事務総長         岡田 憲治君

    ―――――――――――――

本日の会議に付した案件

 国際労働機関(ILO)創設百周年に当たり、ILOに対する我が国の一層の貢献に関する決議案(川崎二郎君外九名提出)の取扱いに関する件

 閉会中審査に関する件

 各委員会及び憲法審査会からの閉会中審査申出の件

 事務総長向大野新治君辞任の件

 事務総長の選挙の件

 本日の本会議の議事に関する件

 向大野前事務総長の辞任挨拶及び岡田事務総長の就任挨拶並びに高市委員長の謝辞及び祝辞


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     ――――◇―――――

高市委員長 これより会議を開きます。

 まず、決議案の取扱いに関する件についてでありますが、昨二十五日、川崎二郎君外九名から、自由民主党、立憲民主党・無所属フォーラム、国民民主党・無所属クラブ、公明党、日本共産党、日本維新の会、社会保障を立て直す国民会議、社会民主党・市民連合、希望の党、未来日本の十会派共同提案による国際労働機関(ILO)創設百周年に当たり、ILOに対する我が国の一層の貢献に関する決議案が提出されました。

 本決議案は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

高市委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。

 なお、本決議案の趣旨弁明は、提出者の川崎二郎君が行います。

 また、本決議に対しまして、内閣を代表して、根本厚生労働大臣から発言があります。

    ―――――――――――――

高市委員長 この際、御報告申し上げます。

 今国会、本委員会に参考のため送付されました陳情書は、お手元に配付のとおり二件であります。

    ―――――――――――――

高市委員長 次に、本日、法務局・更生保護官署・入国管理官署及び少年院施設の増員に関する請願外五百二十九請願が、法務委員会、厚生労働委員会及び国土交通委員会において採択すべきものと決定いたしております。

 各請願は、いずれも本日の本会議において緊急上程するに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

高市委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。

    ―――――――――――――

高市委員長 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。

 辻元清美君外五名提出の

 行政監視院法案

 及び

 国会法の一部を改正する法律案

並びに

 国会法等改正に関する件

 議長よりの諮問事項

 その他議院運営委員会の所管に属する事項

以上の各案件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

高市委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。

    ―――――――――――――

高市委員長 次に、各委員会及び憲法審査会からの閉会中審査申出の件についてでありますが、国家基本政策委員会及び懲罰委員会を除く内閣委員会外十四常任委員会、災害対策特別委員会外八特別委員会並びに憲法審査会から、お手元の印刷物のとおり閉会中審査の申出が参っております。

    ―――――――――――――

  第百九十八回国会各委員会及び憲法審査会閉会中審査申出案件

 内閣委員会

  一、公文書等の管理に関する法律の一部を改正する法律案(篠原豪君外十五名提出、第百九十五回国会衆法第四号)

  二、公文書等の管理に関する法律の一部を改正する法律案(後藤祐一君外十三名提出、第百九十六回国会衆法第二一号)

  三、国家公務員法等の一部を改正する法律案(後藤祐一君外七名提出、第百九十六回国会衆法第三〇号)

  四、国家公務員の労働関係に関する法律案(後藤祐一君外七名提出、第百九十六回国会衆法第三一号)

  五、公務員庁設置法案(後藤祐一君外七名提出、第百九十六回国会衆法第三二号)

  六、性暴力被害者の支援に関する法律案(阿部知子君外九名提出、第百九十六回国会衆法第三五号)

  七、公文書等の管理の適正化の推進に関する法律案(逢坂誠二君外十二名提出、第百九十七回国会衆法第一一号)

  八、性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等の推進に関する法律案(西村智奈美君外十名提出、第百九十七回国会衆法第一二号)

  九、天皇の退位等に関する皇室典範特例法の施行の日の翌日以後における平成の元号を用いた法律の表記の取扱い等に関する法律案(大島敦君外六名提出、衆法第六号)

  一〇、国民経済及び国民生活に重大な影響を及ぼすおそれのある通商に係る交渉に関する情報の提供の促進に関する法律案(近藤和也君外六名提出、衆法第二五号)

  一一、手話言語法案(初鹿明博君外七名提出、衆法第二六号)

  一二、視聴覚障害者等の意思疎通等のための手段の確保の促進に関する法律案(初鹿明博君外七名提出、衆法第二七号)

  一三、多文化共生社会基本法案(中川正春君外五名提出、衆法第二八号)

  一四、内閣の重要政策に関する件

  一五、公務員の制度及び給与並びに行政機構に関する件

  一六、栄典及び公式制度に関する件

  一七、男女共同参画社会の形成の促進に関する件

  一八、国民生活の安定及び向上に関する件

  一九、警察に関する件

 総務委員会

  一、行政機関の保有する情報の公開に関する法律等の一部を改正する法律案(後藤祐一君外十四名提出、第百九十五回国会衆法第五号)

  二、地域人口の急減に対処するための特定地域づくり事業の推進に関する法律案(細田博之君外十二名提出、衆法第三三号)

  三、行政の基本的制度及び運営並びに恩給に関する件

  四、地方自治及び地方税財政に関する件

  五、情報通信及び電波に関する件

  六、郵政事業に関する件

  七、消防に関する件

 法務委員会

  一、組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律の一部を改正する法律案(山尾志桜里君外六名提出、第百九十五回国会衆法第八号)

  二、民法の一部を改正する法律案(山尾志桜里君外四名提出、第百九十六回国会衆法第三七号)

  三、民法の一部を改正する法律案(西村智奈美君外五名提出、衆法第一五号)

  四、出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律案(平野博文君外五名提出、衆法第三五号)

  五、裁判所の司法行政に関する件

  六、法務行政及び検察行政に関する件

  七、国内治安に関する件

  八、人権擁護に関する件

 外務委員会

  一、国際情勢に関する件

 財務金融委員会

  一、自動車に係る国民負担の軽減及び道路交通の安全のために講ずべき措置に関する法律案(古本伸一郎君外二名提出、衆法第二九号)

  二、財政に関する件

  三、税制に関する件

  四、関税に関する件

  五、外国為替に関する件

  六、国有財産に関する件

  七、たばこ事業及び塩事業に関する件

  八、印刷事業に関する件

  九、造幣事業に関する件

  一〇、金融に関する件

  一一、証券取引に関する件

 文部科学委員会

  一、青少年自然体験活動等の推進に関する法律案(遠藤利明君外八名提出、衆法第二〇号)

  二、文部科学行政の基本施策に関する件

  三、生涯学習に関する件

  四、学校教育に関する件

  五、科学技術及び学術の振興に関する件

  六、科学技術の研究開発に関する件

  七、文化芸術、スポーツ及び青少年に関する件

 厚生労働委員会

  一、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律等の一部を改正する法律案(内閣提出第五四号)

  二、介護・障害福祉従事者の人材確保に関する特別措置法案(吉田統彦君外九名提出、第百九十六回国会衆法第三八号)

  三、保育等従業者の人材確保のための処遇の改善等に関する特別措置法案(西村智奈美君外九名提出、第百九十六回国会衆法第三九号)

  四、産後ケアセンターの設置の推進のための児童福祉法及び社会福祉法の一部を改正する法律案(阿部知子君外九名提出、第百九十六回国会衆法第四〇号)

  五、公職の候補者となる労働者の雇用の継続の確保のための立候補休暇に関する法律案(森山浩行君外十名提出、衆法第一九号)

  六、認知症基本法案(田村憲久君外五名提出、衆法第三〇号)

  七、厚生労働関係の基本施策に関する件

  八、社会保障制度、医療、公衆衛生、社会福祉及び人口問題に関する件

  九、労使関係、労働基準及び雇用・失業対策に関する件

 農林水産委員会

  一、主要農作物種子法案(後藤祐一君外八名提出、第百九十六回国会衆法第一三号)

  二、国有林野事業に従事する職員の労働関係を円滑に調整するための行政執行法人の労働関係に関する法律の一部を改正する法律案(佐々木隆博君外四名提出、第百九十六回国会衆法第一八号)

  三、国有林野事業に従事する職員の給与等に関する特例法案(佐々木隆博君外四名提出、第百九十六回国会衆法第一九号)

  四、畜産経営の安定に関する法律及び独立行政法人農畜産業振興機構法の一部を改正する法律案(佐々木隆博君外六名提出、第百九十六回国会衆法第二三号)

  五、農業者戸別所得補償法案(長妻昭君外六名提出、第百九十六回国会衆法第三三号)

  六、家畜伝染病予防法の一部を改正する法律案(平野博文君外五名提出、衆法第三四号)

  七、農林水産関係の基本施策に関する件

  八、食料の安定供給に関する件

  九、農林水産業の発展に関する件

  一〇、農林漁業者の福祉に関する件

  一一、農山漁村の振興に関する件

 経済産業委員会

  一、外国為替及び外国貿易法第十条第二項の規定に基づき、北朝鮮を仕向地とする貨物の輸出及び北朝鮮を原産地又は船積地域とする貨物の輸入につき承認義務を課する等の措置を講じたことについて承認を求めるの件(内閣提出、承認第三号)

  二、原発廃止・エネルギー転換を実現するための改革基本法案(長妻昭君外五名提出、第百九十六回国会衆法第七号)

  三、分散型エネルギー利用の促進に関する法律案(近藤昭一君外七名提出、衆法第二一号)

  四、熱についてエネルギー源としての再生可能エネルギー源及び廃熱の利用を促進する等のためのエネルギーの使用の合理化等に関する法律等の一部を改正する法律案(近藤昭一君外五名提出、衆法第二二号)

  五、国等によるその設置する施設の省エネルギー・再生可能エネルギー源利用改修の実施等に関する法律案(近藤昭一君外七名提出、衆法第二三号)

  六、エネルギー協同組合法案(近藤昭一君外七名提出、衆法第二四号)

  七、経済産業の基本施策に関する件

  八、資源エネルギーに関する件

  九、特許に関する件

  一〇、中小企業に関する件

  一一、私的独占の禁止及び公正取引に関する件

  一二、鉱業等に係る土地利用の調整に関する件

 国土交通委員会

  一、航空機強取等防止措置に係る体制の強化のための施策の推進に関する法律案(鷲尾英一郎君外九名提出、第百九十六回国会衆法第四三号)

  二、国土交通行政の基本施策に関する件

  三、国土計画、土地及び水資源に関する件

  四、都市計画、建築及び地域整備に関する件

  五、河川、道路、港湾及び住宅に関する件

  六、陸運、海運、航空及び観光に関する件

  七、北海道開発に関する件

  八、気象及び海上保安に関する件

 環境委員会

  一、対象発電用原子炉施設等に係る核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の特例に関する法律案(柿沢未途君外五名提出、第百九十六回国会衆法第六号)

  二、環境の基本施策に関する件

  三、地球温暖化の防止及び低炭素社会の構築に関する件

  四、循環型社会の形成に関する件

  五、自然環境の保護及び生物多様性の確保に関する件

  六、公害の防止及び健康被害の救済に関する件

  七、原子力の規制に関する件

  八、公害紛争の処理に関する件

 安全保障委員会

  一、国の安全保障に関する件

 予算委員会

  一、予算の実施状況に関する件

 決算行政監視委員会

  一、平成二十八年度一般会計歳入歳出決算

    平成二十八年度特別会計歳入歳出決算

    平成二十八年度国税収納金整理資金受払計算書

    平成二十八年度政府関係機関決算書

  二、平成二十八年度国有財産増減及び現在額総計算書

  三、平成二十八年度国有財産無償貸付状況総計算書

  四、平成二十九年度一般会計歳入歳出決算

    平成二十九年度特別会計歳入歳出決算

    平成二十九年度国税収納金整理資金受払計算書

    平成二十九年度政府関係機関決算書

  五、平成二十九年度国有財産増減及び現在額総計算書

  六、平成二十九年度国有財産無償貸付状況総計算書

  七、平成三十年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その1)(承諾を求めるの件)

  八、平成三十年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)(承諾を求めるの件)

  九、会計検査院法及び予算執行職員等の責任に関する法律の一部を改正する法律案(篠原豪君外十三名提出、第百九十六回国会衆法第二二号)

  一〇、歳入歳出の実況に関する件

  一一、国有財産の増減及び現況に関する件

  一二、政府関係機関の経理に関する件

  一三、国が資本金を出資している法人の会計に関する件

  一四、国が直接又は間接に補助金、奨励金、助成金等を交付し又は貸付金、損失補償等の財政援助を与えているものの会計に関する件

  一五、行政監視に関する件

 議院運営委員会

  一、行政監視院法案(辻元清美君外五名提出、衆法第三一号)

  二、国会法の一部を改正する法律案(辻元清美君外五名提出、衆法第三二号)

  三、国会法等改正に関する件

  四、議長よりの諮問事項

  五、その他議院運営委員会の所管に属する事項

 災害対策特別委員会

  一、災害対策に関する件

 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会

  一、政治資金規正法及び租税特別措置法の一部を改正する法律案(森山浩行君外五名提出、第百九十七回国会衆法第二号)

  二、公職選挙法及び地方自治法の一部を改正する法律案(森山浩行君外九名提出、第百九十七回国会衆法第三号)

  三、政治資金規正法の一部を改正する法律案(森山浩行君外十名提出、第百九十七回国会衆法第四号)

  四、政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する件

 沖縄及び北方問題に関する特別委員会

  一、沖縄及び北方問題に関する件

 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会

  一、北朝鮮による拉致問題等に関する件

 消費者問題に関する特別委員会

  一、消費者の利益の擁護及び増進等に関する総合的な対策に関する件

 科学技術・イノベーション推進特別委員会

  一、科学技術、イノベーション推進の総合的な対策に関する件

 東日本大震災復興特別委員会

  一、被災者生活再建支援法の一部を改正する法律案(階猛君外五名提出、第百九十六回国会衆法第二号)

  二、東日本大震災復興特別区域法の一部を改正する法律案(階猛君外五名提出、第百九十六回国会衆法第四号)

  三、東日本大震災からの復興の推進のための相続に係る移転促進区域内の土地等の処分の円滑化に関する法律案(階猛君外五名提出、第百九十六回国会衆法第五号)

  四、災害弔慰金の支給等に関する法律の一部を改正する法律案(金子恵美君外六名提出、衆法第三六号)

  五、東日本大震災復興の総合的対策に関する件

 原子力問題調査特別委員会

  一、原子力問題に関する件

 地方創生に関する特別委員会

  一、地域再生法の一部を改正する法律案(内閣提出第四八号)

  二、地方創生の総合的対策に関する件

 憲法審査会

  一、日本国憲法の改正手続に関する法律の一部を改正する法律案(細田博之君外六名提出、第百九十六回国会衆法第四二号)

  二、日本国憲法の改正手続に関する法律の一部を改正する法律案(原口一博君外二名提出、衆法第九号)

    ―――――――――――――

高市委員長 各件は、本日の本会議において閉会中審査の議決をするに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

高市委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。

    ―――――――――――――

高市委員長 次に、閉会中、各委員会、憲法審査会及び情報監視審査会から委員派遣承認申請書が提出されてまいりましたならば、議長において、議院運営委員長と協議の上、これを決定することに御一任願っておきたいと存じますが、御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

高市委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。

    ―――――――――――――

高市委員長 次に、今国会が閉会になりましても、本委員会に設置いたしました各小委員会は、いずれも引き続き存置することに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

高市委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。

 なお、閉会中の理事、小委員及び小委員長の辞任並びに補欠選任につきましては、委員長に御一任願っておきたいと存じますが、御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

高市委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。

 次に、閉会中、小委員会において参考人及び政府参考人の出頭を求め意見を聴取する必要が生じた場合には、その出席を求めることとし、その日時、人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

高市委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。

    ―――――――――――――

高市委員長 この際、向大野事務総長から、一身上の都合により辞任いたしたい旨の願いが提出されております。

 つきましては、向大野事務総長の辞任を許可することとし、本日の本会議においてこれを決定するに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

高市委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。

    ―――――――――――――

高市委員長 次に、事務総長の選挙の件についてでありますが、本委員会といたしましては、後任の事務総長に岡田憲治君を推薦することとし、向大野事務総長の辞任が本会議において許可されましたならば、引き続き本日の本会議において事務総長の選挙を行うことに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

高市委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。

 なお、この選挙は、その手続を省略して、議長において指名することになりますから、御了承願います。

    ―――――――――――――

高市委員長 次に、本日の本会議の議事の順序について、事務総長の説明を求めます。

向大野事務総長 まず最初に、動議により、国際労働機関(ILO)創設百周年に当たり、ILOに対する我が国の一層の貢献に関する決議案を上程いたします。提出者を代表して川崎二郎さんが趣旨弁明をされまして、全会一致でございます。採決の後、根本厚生労働大臣の発言がございます。

 次に、動議により、本日各委員会の審査を終了いたしました五百三十請願を議題といたします。いずれも全会一致でございます。

 次に、閉会中審査の件について議長からお諮りをいたします。採決は、お手元の印刷物にございますとおり三回となります。

 次に、ただいま御決定いただきました事務総長辞任の件についてお諮りをいたします。

 辞任が許可されましたならば、事務総長の選挙を行います。この選挙は、動議により、手続を省略して、議長において指名されることになります。

 最後に、議長から、本国会の会期の終了に当たり御挨拶がございます。

 本日の議事は、以上でございます。

    ―――――――――――――

   閉会中審査の件の採決順序

 1 地方創生に関する特別委員会から申出の

    地域再生法の一部を改正する法律案(内閣提出)

   憲法審査会から申出の

    日本国憲法の改正手続に関する法律の一部を改正する法律案(第百九十六回国会、細田博之君外六名提出)

              反対 共産、社民

 2 総務委員会から申出の

    地域人口の急減に対処するための特定地域づくり事業の推進に関する法律案(細田博之君外十二名提出)

   政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会から申出の

    公職選挙法及び地方自治法の一部を改正する法律案(第百九十七回国会、森山浩行君外九名提出)

                 反対 共産

 3 各委員会及び憲法審査会から申出の案件中1及び2を除くその他の案件

                  全会一致

    ―――――――――――――

高市委員長 それでは、本日の本会議は、午後零時五十分予鈴、午後一時から開会いたします。

 この際、暫時休憩いたします。

    午後零時六分休憩

     ――――◇―――――

    午後一時二十分開議

高市委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。

 この際、向大野前事務総長から御挨拶をいたしたいとのことでありますので、これを許します。向大野前事務総長。

向大野前事務総長 一言御挨拶を申し上げます。

 先ほど、本会議で辞任の御許可をいただき、約五年間の勤務をつつがなく終えることができました。今は感無量の気持ちでございます。

 この間、私の至らなさや指導力不足で、先生方や各会派に御迷惑をおかけしたことも多々あったと思いますが、歴代の議長、副議長、議院運営委員長、理事及び委員の先生方の温かい御指導、御鞭撻のおかげで、きょうという日を迎えることができたと思います。その御厚情に深く感謝申し上げます。

 先生方におかれましては、なお一層健康に御留意され、ますます御活躍いただきますよう心からお祈り申し上げます。

 簡単ではございますが、退任の御挨拶とさせていただきます。

 まことにありがとうございました。(拍手)

高市委員長 次に、岡田事務総長から御挨拶をいたしたいとのことでありますので、これを許します。岡田事務総長。

岡田事務総長 このたび、向大野事務総長が退任されました後を受け、皆様方の御推挙をいただきまして、事務総長の重責を担うことになりました。身に余る光栄に存じますとともに、その責任の重大さを痛感いたしております。

 私は、まことに未熟、浅学非才でございますが、今後、議長、副議長、議院運営委員長を始め理事の皆様方、委員の皆様方の御指導、御鞭撻を賜りまして、誠心誠意この職を全うしてまいりたいと存じます。

 何とぞよろしくお願いいたします。(拍手)

高市委員長 この際、皆様方のお許しをいただきまして、本委員会を代表いたしまして、向大野前事務総長に一言御挨拶を申し上げます。

 このたび、約五年の長きにわたり本院事務総長を務められました向大野さんが、辞任されることとなりました。

 向大野さんは、平成二十六年六月に事務総長に就任されて以来、その豊富な経験と高い見識によりまして、議長、副議長を補佐し、国会の正常な運営とよりよき慣行樹立のため、その重責を果たしてこられました。ここに、在任中の御労苦と御功績に対しまして、心から感謝を申し上げ、深く敬意を表するものでございます。

 今後とも御自愛の上、御健康に留意されまして、ますます御発展あらんことを祈念いたします。(拍手)

 次に、岡田事務総長に対し、委員一同を代表いたしまして、一言、お祝いと激励の御挨拶を申し上げたいと思います。

 岡田さんは、これまで事務次長の要職を務めてこられましたが、その高い学識と誠実なお人柄によりまして、今回、国会役員たる事務総長に就任されました。私たち一同、今後の御活躍を心より期待いたしております。

 今後、国会運営につきまして、いろいろと御協力をいただくことになろうかと存じますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 簡単ではございますが、向大野前事務総長並びに岡田事務総長に対する一同を代表しての御挨拶とさせていただきます。(拍手)

 本日は、これにて散会いたします。

    午後一時二十四分散会


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