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第9号 平成25年12月6日(金曜日)

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平成二十五年十二月六日(金曜日)

    午前十一時四十三分開議

 出席委員

   委員長 鈴木 俊一君

   理事 城内  実君 理事 左藤  章君

   理事 鈴木 馨祐君 理事 薗浦健太郎君

   理事 原田 義昭君 理事 松本 剛明君

   理事 小熊 慎司君 理事 上田  勇君

      石原 宏高君    河井 克行君

      木原 誠二君    黄川田仁志君

      熊田 裕通君    小林 鷹之君

      島田 佳和君    渡海紀三朗君

      東郷 哲也君    星野 剛士君

      武藤 貴也君    小川 淳也君

      長島 昭久君    三日月大造君

      阪口 直人君    村上 政俊君

      岡本 三成君    杉本かずみ君

      笠井  亮君    玉城デニー君

    …………………………………

   外務大臣         岸田 文雄君

   経済産業副大臣      赤羽 一嘉君

   外務大臣政務官      石原 宏高君

   外務大臣政務官      木原 誠二君

   外務委員会専門員     辻本 頼昭君

    ―――――――――――――

委員の異動

十二月六日

 辞任         補欠選任

  あべ 俊子君     熊田 裕通君

  玄葉光一郎君     三日月大造君

同日

 辞任         補欠選任

  熊田 裕通君     あべ 俊子君

  三日月大造君     玄葉光一郎君

    ―――――――――――――

十二月五日

 原子力の平和的利用における協力のための日本国政府とアラブ首長国連邦政府との間の協定の締結について承認を求めるの件(条約第一二号)

 平和的目的のための原子力の利用における協力のための日本国政府とトルコ共和国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件(条約第一三号)

同月二日

 普天間基地の無条件撤去に関する請願(塩川鉄也君紹介)(第四八一号)

 原子力空母の横須賀母港をやめることに関する請願(塩川鉄也君紹介)(第四八二号)

は本委員会に付託された。

    ―――――――――――――

本日の会議に付した案件

 閉会中審査に関する件

 原子力の平和的利用における協力のための日本国政府とアラブ首長国連邦政府との間の協定の締結について承認を求めるの件(条約第一二号)

 平和的目的のための原子力の利用における協力のための日本国政府とトルコ共和国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件(条約第一三号)


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     ――――◇―――――

鈴木委員長 これより会議を開きます。

 この際、赤羽経済産業副大臣より発言を求められておりますので、これを許します。経済産業副大臣赤羽一嘉君。

赤羽副大臣 発言の機会をお許しいただきまして、まず心から感謝申し上げたいと思います。

 去る十一月二十九日の本委員会での私の答弁をめぐり議事を混乱させてしまいましたことにつきまして、まず、鈴木委員長を初め各委員の皆様方に心からおわびを申し上げたいと思います。

 私の発言は、笠井委員の御質問が乱暴であるという趣旨で申し上げたものではありませんでしたが、私の表現につきましては、まことに申しわけなく、それを撤回し、重ねておわび申し上げます。

 以上でございます。

     ――――◇―――――

鈴木委員長 原子力の平和的利用における協力のための日本国政府とアラブ首長国連邦政府との間の協定の締結について承認を求めるの件及び平和的目的のための原子力の利用における協力のための日本国政府とトルコ共和国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件の両件を議題といたします。

 政府から順次趣旨の説明を聴取いたします。外務大臣岸田文雄君。

    ―――――――――――――

 原子力の平和的利用における協力のための日本国政府とアラブ首長国連邦政府との間の協定の締結について承認を求めるの件

 平和的目的のための原子力の利用における協力のための日本国政府とトルコ共和国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件

    〔本号末尾に掲載〕

    ―――――――――――――

岸田国務大臣 ただいま議題となりました原子力の平和的利用における協力のための日本国政府とアラブ首長国連邦政府との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。

 政府は、平成二十一年六月以来、アラブ首長国連邦政府との間でこの協定の交渉を行いました。その結果、平成二十五年五月二日にドバイにおいて、我が方在アラブ首長国連邦大使と先方国際原子力機関アラブ首長国連邦常駐代表との間で、この協定の署名が行われた次第であります。

 この協定は、原子力の平和的利用に関する我が国とアラブ首長国連邦との間の協力のための法的枠組みを提供するものであり、核物質等の平和的非爆発目的利用、国際原子力機関による保障措置の適用、原子力安全関連条約に基づく措置の実施、核物質防護措置の実施等につき定めております。

 この協定の締結により、両国間で移転される原子力関連資機材等の平和的利用が法的に確保され、両国間の原子力協力における安定的な基盤の整備に資することが期待されます。

 よって、ここに、この協定の締結について御承認を求める次第であります。

 次に、平和的目的のための原子力の利用における協力のための日本国政府とトルコ共和国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。

 政府は、平成二十三年一月以来、トルコ政府との間でこの協定の交渉を行いました。その結果、平成二十五年四月二十六日に東京において私が、及び同年五月三日にアンカラにおいて先方エネルギー天然資源大臣が、この協定の署名を行った次第であります。

 この協定は、原子力の平和的利用に関する我が国とトルコとの間の協力のための法的枠組みを提供するものであり、核物質等の平和的非爆発目的利用、国際原子力機関による保障措置の適用、原子力安全関連条約に基づく措置の実施、核物質防護措置の実施等につき定めております。

 この協定の締結により、両国間で移転される原子力関連資機材等の平和的利用が法的に確保され、両国間の原子力協力における安定的な基盤の整備に資することが期待されます。

 よって、ここに、この協定の締結について御承認を求める次第であります。

 以上二件につき、何とぞ、御審議の上、速やかに御承認いただきますようお願いいたします。

鈴木委員長 これにて趣旨の説明は終わりました。

     ――――◇―――――

鈴木委員長 この際、御報告いたします。

 本会期中、当委員会に付託されました請願は七種二十四件であります。各請願の取り扱いにつきましては、理事会等において慎重に検討いたしましたが、委員会での採否の決定はいずれも保留することになりましたので、御了承願います。

 なお、お手元に配付いたしましたとおり、本会期中、当委員会に参考送付されました陳情書は五件、また、地方自治法第九十九条の規定に基づく意見書は十四件であります。

     ――――◇―――――

鈴木委員長 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。

 まず

 原子力の平和的利用における協力のための日本国政府とアラブ首長国連邦政府との間の協定の締結について承認を求めるの件

及び

 平和的目的のための原子力の利用における協力のための日本国政府とトルコ共和国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件

の両件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をするに賛成の諸君の起立を求めます。

    〔賛成者起立〕

鈴木委員長 起立多数。よって、そのように決しました。

 次に、国際情勢に関する件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。

 次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたします。

 まず、閉会中、委員会において、参考人の出席を求め、意見を聴取する必要が生じました場合には、参考人の出席を求めることとし、その人選及び出席日時等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。

 次に、閉会中、委員派遣を行う必要が生じました場合には、議長に対し、委員派遣の承認申請を行うこととし、派遣委員、派遣期間及び派遣地等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。

 本日は、これにて散会いたします。

    午前十一時五十分散会


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