衆議院

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第1号 平成17年10月4日(火曜日)

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本委員は平成十七年九月二十二日(木曜日)議長の指名で、次のとおり選任された。

      安次富 修君    赤城 徳彦君

      石破  茂君    岩屋  毅君

      大塚  拓君    嘉数 知賢君

      瓦   力君    北村 誠吾君

      高木  毅君    寺田  稔君

      中谷  元君    仲村 正治君

      額賀福志郎君    浜田 靖一君

      福田 良彦君    宮路 和明君

      山内 康一君    山崎  拓君

      内山  晃君    神風 英男君

      長島 昭久君    西村 真悟君

      細野 豪志君    前田 雄吉君

      渡辺  周君    赤松 正雄君

      佐藤 茂樹君    辻元 清美君

      下地 幹郎君    古川 禎久君

九月二十二日

 浜田靖一君が議院において、委員長に選任された。

平成十七年十月四日(火曜日)

    午後零時十分開議

 出席委員

   委員長 浜田 靖一君

   理事 赤城 徳彦君 理事 岩屋  毅君

   理事 高木  毅君 理事 寺田  稔君

   理事 仲村 正治君 理事 神風 英男君

   理事 長島 昭久君 理事 赤松 正雄君

      安次富 修君    石破  茂君

      大塚  拓君    嘉数 知賢君

      北村 誠吾君    中谷  元君

      額賀福志郎君    福田 良彦君

      宮路 和明君    山内 康一君

      山崎  拓君    西村 真悟君

      細野 豪志君    前田 雄吉君

      村井 宗明君    佐藤 茂樹君

      辻元 清美君    下地 幹郎君

    …………………………………

   外務大臣         町村 信孝君

   国務大臣

   (防衛庁長官)      大野 功統君

   防衛庁副長官       今津  寛君

   外務副大臣        逢沢 一郎君

   外務副大臣        谷川 秀善君

   防衛庁長官政務官     北村 誠吾君

   防衛庁長官政務官     愛知 治郎君

   外務大臣政務官      小野寺五典君

   外務大臣政務官      河井 克行君

   外務大臣政務官      福島啓史郎君

   安全保障委員会専門員   三田村秀人君

    ―――――――――――――

委員の異動

十月四日

 辞任         補欠選任

  渡辺  周君     村井 宗明君

同日

 辞任         補欠選任

  村井 宗明君     渡辺  周君

    ―――――――――――――

十月四日

      赤城 徳彦君    岩屋  毅君

      高木  毅君    寺田  稔君

      仲村 正治君    神風 英男君

      長島 昭久君    赤松 正雄君

 が理事に当選した。

    ―――――――――――――

本日の会議に付した案件

 理事の互選

 国政調査承認要求に関する件


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     ――――◇―――――

浜田委員長 これより会議を開きます。

 この際、一言ごあいさつ申し上げます。

 このたび、安全保障委員長に就任いたしました浜田靖一でございます。まことに光栄に存じますとともに、その職責の重大さを痛切に感じている次第であります。

 今日においても不透明な国際情勢の中、我が国の平和と安全を確保するため、当委員会に課せられました使命はまことに重大であります。

 ここに、委員各位の御協力を賜り、公正かつ円満なる委員会運営のため、誠心誠意努めるつもりでございますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)

     ――――◇―――――

浜田委員長 これより理事の互選を行います。

 理事の員数は、九月二十一日の議院運営委員会の決定の基準のとおり八名とし、その選任につきましては、先例により、委員長において指名いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

浜田委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。

 それでは、理事に

      赤城 徳彦君    岩屋  毅君

      高木  毅君    寺田  稔君

      仲村 正治君    神風 英男君

      長島 昭久君    赤松 正雄君

を指名いたします。

     ――――◇―――――

浜田委員長 次に、国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。

 国政に関する調査を行うため、本会期中、国の安全保障に関する事項について、衆議院規則第九十四条の規定により、議長に対し、承認を求めたいと存じますが、御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

浜田委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。

     ――――◇―――――

浜田委員長 この際、国務大臣、副大臣及び大臣政務官より、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。大野防衛庁長官。

大野国務大臣 防衛庁長官の大野功統でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

 本日は、浜田委員長を初め委員の皆様に防衛庁長官としてのごあいさつを申し上げます。

 米国同時多発テロという安全保障分野における新たな局面を迎えてから、四年が経過いたしました。

 我が国に対する本格的な侵略の可能性は低下しておりますが、大量破壊兵器や弾道ミサイルの拡散の進展、国際テロ組織の活動等、新たな脅威や平和と安全に影響を与える多様な事態への対応が、今日の国際社会における差し迫った課題となっております。

 防衛庁は、昨年決定されました防衛計画の大綱の多機能で弾力的な実効性のある防衛力という考え方のもと、本格的な侵略事態に備えつつ、弾道ミサイル攻撃、ゲリラ、特殊部隊による攻撃、大規模・特殊災害といった新たな脅威や多様な事態に対しても実効的に対応するとともに、平和支援国家として国際社会との協力を重視し、安全保障環境の改善を図るとの観点から、国際平和協力活動に主体的かつ積極的に取り組んでまいります。

 テロ対策特措法に基づく自衛隊の活動は、国際テロの脅威が依然として存在すること、国際社会が引き続きテロとの闘いに取り組んでいること、また、我が国に対する支援のニーズが存在していることなどから、引き続き必要なものであると考えております。

 防衛庁といたしましては、今国会において、テロ対策特措法の期限の延長を図り、国際的なテロリズムの防止及び根絶のため、国際社会の一員として、積極的かつ主体的に取り組んでまいりたいと考えております。

 イラクにおいては、恒久憲法に基づく国民議会選挙及び正式政府の発足に向けた努力がなされているところでありますが、依然として国際社会の支援が必要な状況に変化はありません。イラクにおける自衛隊の人道復興支援活動などイラク特措法に基づく活動は、広く内外から高い期待と評価を得ております。防衛庁といたしましては、イラク国民の要望や国際情勢を踏まえ、現地の状況をよく見きわめつつ、イラクの復興に主体的かつ積極的に貢献してまいる所存であります。

 日米安全保障体制は、我が国の安全やアジア太平洋地域の安定のために引き続き重要な意義を有しております。二月の日米安全保障協議委員会、いわゆる2プラス2を踏まえ、在日米軍の兵力構成見直しについては、役割、任務、能力等について集中的に論議を行っているところであります。今後も、日米間で平素から緊密な協議等を行い、日米安全保障体制がより有効に機能し、その実効性が向上するように引き続き努めてまいります。

 また、全国の在日米軍専用施設・区域の約七五%が集中しております沖縄県民の過重な御負担を軽減するため、SACO最終報告の着実な実施に向け、引き続き真剣に取り組む所存であります。

 政治の要諦は、国の安全と平和を守ることにあります。国政における防衛の重要性にかんがみ、防衛庁の省移行につきましては、政治の場において議論され、早期に実現が図られますことを期待いたしております。

 自衛隊が我が国の防衛という任務を適切に遂行するためには、主権者たる国民の皆様の理解と協力が不可欠であり、国民の皆様に対して説明責任を果たしてまいる所存であります。

 浜田委員長初め委員各位の一層の御指導と御鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 ありがとうございました。(拍手)

浜田委員長 次に、町村外務大臣。

町村国務大臣 外務大臣を再度拝命いたしました町村信孝でございます。

 衆議院安全保障委員会の開催に当たり、浜田委員長を初め委員各位に謹んでごあいさつを申し上げますとともに、この機会に我が国の安全保障政策についての所信を申し述べます。

 我が国の安全と繁栄を確保するため、日本外交のかなめとなるのは、日米安保体制を基盤とした日米同盟関係です。米軍による抑止力の維持と沖縄等の地元負担の軽減を図る観点から、在日米軍の兵力構成の見直し等について近いうちに中間的な取りまとめを行うことを目指して米側と協議を進め、日米安保体制の信頼性の向上を目指します。また、国際協調のもとで、世界の中の日米同盟に基づき、国際の平和と安定のための諸課題に日米が協力して取り組んでまいります。

 中国、韓国、ASEAN各国等の近隣諸国との関係については、引き続き相互理解と信頼に基づく友好関係を一層増進してまいります。

 また、北朝鮮が、今般の六者会合の共同声明において、すべての核兵器及び既存の核計画の検証可能な廃棄を約束したことは、六者会合を通じて朝鮮半島の非核化を実現する上での重要な基礎となるものであります。この共同声明における合意を迅速かつ着実に実行に移すべく、引き続き関係各国と緊密に協調し、問題の平和的解決に向け努力する考えです。

 また、北朝鮮との間では、政府間対話の再開に合意したところですが、日朝平壌宣言にのっとって、拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決した上で、日朝国交正常化を実現するとの一貫した方針のもと、取り組んでまいります。

 中東地域の平和と安定に向けた協力を一層進めていくことは、我が国にとって戦略的に重要な課題です。イラクの復興は依然道半ばであり、また、十月十五日の憲法草案に対する国民投票や憲法に基づく正式政府樹立等の政治プロセスを完了させるためにも、国際社会がイラクに対する支援を継続する必要があります。政治プロセスと復興の両面において、イラク人による国づくりを積極的に支援するため、ODAによる支援、自衛隊による支援等を適切に組み合わせながら、日本にふさわしい活動をしてまいります。

 今般のバリ島における爆発事件に見られるように、国際テロへの対応は喫緊の課題であり、国際社会はテロとの闘いを継続してきています。政府は、こうした国際社会が一体となった取り組みに主体的かつ積極的に寄与していきます。インド洋における自衛隊艦船の活動等を継続していくため、本日、テロ対策特措法の期限を一年間延長するための法案の提出を閣議決定いたしました。浜田委員長を初め委員の皆様の御支援をお願い申し上げます。

 安保理改革を初めとする国連改革は、国際社会が直面するさまざまな脅威に効果的に対処する上で極めて重要です。G4を軸とする過去一年の作業は、残念ながら具体的な成果には結実しませんでしたが、改革の機運はかつてなく高まっています。先般の国連首脳会合で採択された成果文書でも安保理を含む国連改革の機運は維持されているのみならず、首脳会合、一般討論演説を通じ、百三十九カ国が安保理改革の必要性に言及しています。我々は、現在、第二の出発地点にいます。今後とも、同じ考えを持つ各国の理解と協力を得ながら、改革に向けさらなる外交努力を行っていく考えです。

 以上のような諸課題に取り組むためには、国民の皆様の理解と支持が不可欠です。浜田委員長を初め本委員会の皆様の御指導と御鞭撻を賜りながら全力で努力する決意であることを申し上げ、私のあいさつといたします。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)

浜田委員長 次に、今津防衛庁副長官。

今津副長官 防衛庁副長官の今津寛でございます。

 我が国の防衛、安全保障政策推進のために、大野長官を補佐し、研さんを重ねてまいります。

 浜田委員長を初め委員各位の御指導、どうぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手)

浜田委員長 次に、逢沢外務副大臣。

逢沢副大臣 外務副大臣を再度拝命いたしました逢沢一郎です。

 浜田委員長を初め委員各位に謹んでごあいさつを申し上げます。

 国際社会において未解決の問題が山積をする中、我が国の安全と繁栄を確保し、国民の皆様の生命と財産を守ることは、政府が取り組むべき最優先課題でございます。私は、町村外務大臣を補佐し、我が国が直面する外交、安全保障上の諸問題に全力で取り組む考えでございます。

 委員長を初め本委員会の皆様の御指導と御鞭撻、御協力をいただきますよう、どうぞよろしくお願いをいたします。

 ありがとうございました。(拍手)

浜田委員長 次に、谷川外務副大臣。

谷川副大臣 今般、再度外務副大臣を仰せつかりました参議院の谷川秀善でございます。

 もとより微力ではございますが、町村外務大臣を補佐しながら積極的な外交に取り組んでまいりたいというふうに考えております。

 浜田委員長を初め理事、委員の皆さん方の御指導、御鞭撻を心よりお願い申し上げまして、ごあいさつにかえます。どうぞよろしくお願いいたします。

 ありがとうございました。(拍手)

浜田委員長 次に、北村防衛庁長官政務官。

北村長官政務官 防衛庁長官政務官の北村誠吾でございます。

 大野防衛庁長官を補佐し、引き続き長官政務官の責務を全うするつもりでございます。

 浜田委員長を初め委員の皆様方の格段の御指導、御鞭撻を賜りますよう心からお願い申し上げ、ごあいさつといたします。よろしくお願いします。(拍手)

浜田委員長 次に、愛知防衛庁長官政務官。

愛知長官政務官 防衛庁長官政務官を拝命しました愛知治郎でございます。

 国家の最も基本的な責務の一つであります安全保障の分野において取り組むべき課題が山積しておりますが、長官政務官として全力を挙げて取り組んでまいる所存でございます。

 浜田委員長を初め委員各位の皆様の御指導、御鞭撻を賜りますようによろしくお願いを申し上げます。

 ありがとうございました。(拍手)

浜田委員長 次に、河井外務大臣政務官。

河井大臣政務官 外務大臣政務官を再度拝命いたしました河井克行です。

 日本の平和と繁栄をしっかりと守るため、町村外務大臣の御指導をいただき、外務大臣政務官としての責任を果たすべく、外交政策の推進に全力で努力してまいります。

 浜田靖一委員長様を初め皆様の御指導と御協力をいただきますよう心からお願いをいたします。

 ありがとうございます。(拍手)

浜田委員長 次に、小野寺外務大臣政務官。

小野寺大臣政務官 外務大臣政務官を再度拝命しました小野寺五典と申します。

 浜田委員長を初め委員各位にごあいさつを申し上げます。

 外務大臣政務官として、国民の皆様の期待にこたえる外交を推進するため、町村外務大臣を補佐し、全力を尽くしていく所存でございます。

 なお、三政務官のうちで、私が特に本委員会を担当することになっております。委員長を初め皆様の御指導をよろしくお願いいたします。(拍手)

浜田委員長 次に、福島外務大臣政務官。

福島大臣政務官 外務大臣政務官を再度拝命いたしました福島啓史郎でございます。

 外務大臣政務官としての職責を全うするため、国益また国民の利益を重視して外交防衛政策、諸問題に取り組んでまいりたいと思っております。

 浜田委員長を初め委員の皆さん方の御指導、御鞭撻をよろしくお願いいたします。

 ありがとうございました。(拍手)

浜田委員長 次回は、来る七日金曜日午後零時五十分理事会、午後一時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。

    午後零時二十五分散会


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