衆議院

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第26号 平成14年1月18日(金曜日)

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平成十四年一月十八日(金曜日)

    午後一時三十分開議

 出席委員

   委員長 藤井 孝男君

   理事 大野 功統君 理事 小坂 憲次君

   理事 坂本 剛二君 理事 小此木八郎君

   理事 高木 義明君 理事 上田 清司君

   理事 東  順治君

      伊藤信太郎君    梶山 弘志君

      上川 陽子君    左藤  章君

      福井  照君    松宮  勲君

      大石 尚子君    手塚 仁雄君

      松野 頼久君    三井 辨雄君

      漆原 良夫君    石原健太郎君

      児玉 健次君    日森 文尋君

      西川太一郎君

    …………………………………

   議長           綿貫 民輔君

   副議長          渡部 恒三君

   事務総長         谷  福丸君

    ―――――――――――――

委員の異動

一月八日

 辞任         補欠選任

  佐田玄一郎君     小坂 憲次君

同月十八日

 辞任         補欠選任

  梶山 弘志君     桜田 義孝君

  河村 建夫君     米田 建三君

  坂本 剛二君     馳   浩君

  松島みどり君     松野 博一君

  松宮  勲君     林 省之介君

  松野 頼久君     金子善次郎君

  漆原 良夫君     丸谷 佳織君

  石原健太郎君     都築  譲君

  小池百合子君     西川太一郎君

同日

 辞任         補欠選任

  松野 博一君     左藤  章君

  西川太一郎君     小池百合子君

同日

 辞任         補欠選任

  左藤  章君     三ッ林隆志君

同月九日

 理事佐田玄一郎君同月八日委員辞任につき、その補欠として小坂憲次君が委員長の指名で理事に選任された。

同月十八日

 理事河村建夫君及び坂本剛二君同日委員辞任につき、その補欠として米田建三君及び馳浩君が委員長の指名で理事に選任された。

    ―――――――――――――

平成十三年十二月七日

 一、国立国会図書館法の一部を改正する法律案(鳩山由紀夫君外五名提出、第百五十回国会衆法第一八号)

 二、国会法の一部を改正する法律案(前原誠司君外一名提出、第百五十一回国会衆法第四〇号)

 三、国会法等改正に関する件

 四、議長よりの諮問事項

 五、その他議院運営委員会の所管に属する事項

の閉会中審査を本委員会に付託された。

    ―――――――――――――

本日の会議に付した案件

 庶務小委員長の報告

 平成十四年度本院予定経費要求の件

 図書館運営小委員長の報告

 平成十四年度国立国会図書館予定経費要求の件

 平成十四年度裁判官訴追委員会予定経費要求の件

 平成十四年度裁判官弾劾裁判所予定経費要求の件




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     ――――◇―――――

藤井委員長 これより会議を開きます。

 まず、理事の辞任及び補欠選任についてでありますが、理事佐田玄一郎君が委員を辞任されました。よって、委員長は、後任の理事に小坂憲次君を指名いたしましたので、御了承願います。

    ―――――――――――――

藤井委員長 次に、庶務小委員長から報告のため発言を求められておりますので、これを許します。大野功統君。

大野(功)委員 平成十四年度の衆議院歳出予算の要求につきまして、庶務小委員会における審議の経過及び結果について御報告申し上げます。

 まず、平成十四年度の衆議院歳出予算の要求について御説明申し上げます。

 平成十四年度の本院予定経費要求額は、六百九十億八百万円余でありまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、八億九千七百万円余の増額となっております。

 次に、その概要を御説明申し上げますと、第一は、国会の運営に必要な経費でありまして、六百六十一億千三百万円余を計上いたしております。

 この経費は、議員関係の諸経費、職員の人件費並びに事務局及び法制局の事務を処理するために必要な経費であります。

 その増加した主なものは、新議員会館建設に係る民間資金等活用事業調査経費及び民間資金等を活用した赤坂議員宿舎整備等事業事務費を計上しているほか、議員秘書保険料の増額によるものであります。

 第二は、本院の施設整備に必要な経費といたしまして、二十八億八千八百万円余を計上いたしております。

 この主なものは、議事堂本館のセキュリティー施設及び変電施設整備、第一議員会館昇降機改修費及び本館等庁舎の諸整備等に要する経費でございます。

 第三は、国会予備金に必要な経費といたしまして、前年度同額の七百万円を計上いたしております。

 なお別途、赤坂議員宿舎整備等事業を実施するため、民間資金等活用衆議院施設整備等事業として、国庫債務負担行為を要求いたしております。

 以上、平成十四年度衆議院歳出予算の要求について御説明申し上げました。

 本件につきましては、先ほど開きました小委員会におきまして、審議の上、原案のとおり決定いたしたところでありますので、御報告申し上げます。

 以上でございます。

    ―――――――――――――

 平成十四年度衆議院予定経費要求書

    〔本号末尾に掲載〕

    ―――――――――――――

藤井委員長 この際、発言を求められておりますので、順次これを許します。児玉健次君。

児玉委員 日本共産党の児玉健次です。

 今御説明のあった二〇〇二年度衆議院歳出予算について、二つの点を私は指摘したいと思います。

 第一は、議員会館そして議員宿舎の問題ですが、国会移転についてきちんとした結論を出すことなくこの議論を進めるということについて国民の理解が得られない、従来、私たちはそのことを主張してまいりました。ますますそのことの重要性が今迫っている。そして、新しくPFI方式を導入するという、たとえそれが調査費であっても、議員会館や議員宿舎は国会の施設そのものであって、その管理運営を民間にゆだねることは、国会の独立性や議員の政治活動の自由、警備面などからいってふさわしくない、そういう意味で私たちは大きな問題を含むと思っています。

 二点目は、議員関係の諸経費です。永年在職議員の特別交通費など、これらの諸手当は国民の納得が得られるものではありません。今まで議院運営委員会でかなりの議論をしておりますが、それがそのままこの予算の中に計上されている、この点も問題点として指摘しておきます。

 以上の二つの理由から、この要求については私たちは反対いたします。

藤井委員長 日森文尋君。

日森委員 社民党の日森文尋でございます。

 来年度予算の要求につきまして、とりわけ名誉議員の胸像設置経費というのがございますが、これも国民の理解を得られないという意味から今回に計上すべきではないというふうに考えておりますので、この要求については同意しがたいということを御意見として申し上げたいと思います。

藤井委員長 それでは、平成十四年度本院予定経費要求の件につきましては、小委員長報告のとおり決定するに賛成の諸君の挙手を求めます。

    〔賛成者挙手〕

藤井委員長 挙手多数。よって、そのように決定いたしました。

    ―――――――――――――

藤井委員長 次に、図書館運営小委員長から報告のため発言を求められておりますので、これを許します。高木義明君。

高木(義)委員 国立国会図書館の平成十四年度歳出予算の要求について、図書館運営小委員会における審議の経過及び結果を御報告申し上げます。

 まず、平成十四年度歳出予算の要求について御説明申し上げます。

 平成十四年度国立国会図書館関係の歳出予算要求の総額は、二百六十二億六千七百万円余でありまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、四十一億一千百万円余の減額となっております。

 次に、その概要を御説明申し上げます。

 第一は、管理運営に必要な経費であります。その総額は、二百十二億一千万円余でありまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、三十一億七千六百万円余の増額となっております。

 これは、主として、平成十四年度に開館を予定しております関西館の開館準備・運営経費及び同じく十四年度に全面開館を予定しております国際子ども図書館の運営経費、並びに書庫内資料の再配置等、東京本館の整備経費を計上したことによるものでございます。

 第二は、科学技術関係資料の収集整備に必要な経費でありまして、八億七百万円余を計上いたしております。これを前年度予算額と比較いたしますと、九千百万円余の増額となっております。

 第三は、施設整備に必要な経費でありまして、四十二億五千万円を計上しております。これを前年度予算額と比較いたしますと、七十三億八千万円余の減額となっております。

 これは、主として、国際子ども図書館の改修工事及び関西館職員宿舎建設工事が前年度に終了したこと等に伴い生じた減額であります。

 以上、国立国会図書館の平成十四年度歳出予算要求について御説明申し上げました。

 本件につきましては、先ほど小委員会におきまして、審議の上、原案のとおり決定いたしたところでございますので、御報告いたします。

    ―――――――――――――

 平成十四年度国立国会図書館予定経費要求書

    〔本号末尾に掲載〕

    ―――――――――――――

藤井委員長 それでは、平成十四年度国立国会図書館予定経費要求の件につきましては、小委員長報告のとおり決定し、国立国会図書館法第二十八条の規定により勧告は付さないで議長に送付するに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

藤井委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。

    ―――――――――――――

藤井委員長 次に、平成十四年度裁判官訴追委員会及び裁判官弾劾裁判所の予定経費要求について、便宜、事務総長の説明を求めます。

谷事務総長 まず、平成十四年度裁判官訴追委員会歳出予算の要求について御説明申し上げます。

 平成十四年度の予定経費要求額は、一億三千九百万円余でございまして、これは委員長の職務雑費、職員の人件費及び訴追事案の審査に要する事務費でございます。

 次に、平成十四年度裁判官弾劾裁判所歳出予算の要求について御説明申し上げます。

 平成十四年度の予定経費要求額は、一億二千二百万円余でありまして、これは裁判長の職務雑費、職員の人件費及び事務費並びに裁判官弾劾法に基づく裁判官の弾劾裁判に直接必要な経費でございます。

 以上のとおりでございますので、よろしく御審議をお願いいたします。

    ―――――――――――――

 平成十四年度裁判官訴追委員会予定経費要求書

 平成十四年度裁判官弾劾裁判所予定経費要求書

    〔本号末尾に掲載〕

    ―――――――――――――

藤井委員長 それでは、平成十四年度裁判官訴追委員会及び裁判官弾劾裁判所の予定経費要求につきましては、事務総長から説明のありましたとおり決定し、裁判官弾劾法第四条の二の規定により勧告は付さないで議長に送付するに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

藤井委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。

 本日は、これにて散会いたします。

    午後一時四十分散会




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