衆議院

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第15号 平成16年3月18日(木曜日)

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平成十六年三月十八日(木曜日)

    正午開議

 出席委員

   委員長 武部  勤君

   理事 小坂 憲次君 理事 鈴木 恒夫君

   理事 村田 吉隆君 理事 小林 興起君

   理事 渡辺 具能君 理事 藤村  修君

   理事 一川 保夫君 理事 安住  淳君

   理事 西  博義君

      江渡 聡徳君    小渕 優子君

      谷川 弥一君    谷本 龍哉君

      中山 泰秀君    葉梨 康弘君

      保坂  武君    小宮山泰子君

      田嶋  要君    高井 美穂君

      手塚 仁雄君    笠  浩史君

      高木美智代君    穀田 恵二君

      阿部 知子君

    …………………………………

   議長           河野 洋平君

   副議長          中野 寛成君

   事務総長         駒崎 義弘君

    ―――――――――――――

委員の異動

三月十七日

 辞任         補欠選任

  阿部 知子君     山本喜代宏君

同日

 辞任         補欠選任

  山本喜代宏君     阿部 知子君

同月十八日

 辞任         補欠選任

  大谷 信盛君     田嶋  要君

  馬淵 澄夫君     伊藤 忠治君

同日

 辞任         補欠選任

  伊藤 忠治君     高井 美穂君

  田嶋  要君     大谷 信盛君

同日

 辞任         補欠選任

  高井 美穂君     馬淵 澄夫君

    ―――――――――――――

本日の会議に付した案件

 新議員紹介の件

 議員池田行彦君逝去につき追悼演説の件

 国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部を改正する法律案起草の件

 国立国会図書館職員定員規程の一部改正の件

 国会議員の資産等の公開に関する規程の一部改正の件

 議院に出頭する証人等の旅費及び日当支給規程の一部改正の件

 衆議院事務局職員の定員に関する件の一部改正の件

 本会議における議案の趣旨説明聴取の件

 本日の本会議の議事等に関する件


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     ――――◇―――――

武部委員長 これより会議を開きます。

 まず、新議員紹介の件についてでありますが、昨十七日、東海選挙区において繰り上げ補充により、津川祥吾君が当選されました。

 慣例によりまして、本日の本会議において議長から同君を紹介されることになります。

    ―――――――――――――

武部委員長 次に、議員池田行彦君逝去の件についてでありますが、去る一月二十八日、広島県第五区選出議員池田行彦君が逝去されました。

 ここに謹んで哀悼の意を表します。

 池田君に対する追悼演説は、本日の本会議において行うこととし、演説者は、民主党・無所属クラブの小沢一郎君にお願いいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

武部委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。

 なお、池田君に対する弔詞につきましては、お手元の印刷物のとおりの特別弔詞を、理事各位の御了承を得まして、葬儀当日、議長から贈呈していただきましたので、御了承願います。

    ―――――――――――――

 衆議院は 多年憲政のために尽力し 特に院議をもってその功労を表彰され さきに大蔵委員長 国家基本政策委員長の要職につき またしばしば国務大臣の重任にあたられた議員正三位旭日大綬章 池田行彦君の長逝を哀悼し つつしんで弔詞をささげます

    ―――――――――――――

武部委員長 また、同君に対する弔詞は、本日の本会議において、議長から贈呈の報告があり、弔詞を朗読されることになります。

 その際、議員の方は御起立願うことになっております。

    ―――――――――――――

武部委員長 次に、国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部改正の件についてでありますが、庶務小委員長から発言を求められておりますので、これを許します。小坂憲次君。

小坂委員 国会議員の歳費法の一部改正につきまして、その趣旨を御説明いたします。

 現在実施しております国会議員の歳費の減額措置は、平成十四年の四月から、我が国の厳しい経済情勢、財政状況などにかんがみ、国民とともに痛みを分かち合う意味から、人事院勧告の引き下げ幅を上回る措置として、平成十三年度の歳費月額を一〇%減額して支給するものといたしてまいりました。

 この削減は、国会議員は一般職の国家公務員の最高の給料額より少なくない歳費を受ける旨規定している国会法第三十五条の趣旨を踏まえつつも、臨時の特例措置として実施してきているものであります。今日、さらなる厳しい経済財政状況などにかんがみ、この特例措置を現状のまま、さらに平成十七年三月末まで一年間継続する措置をとろうとするものであります。

 本来であれば、本年四月からの歳費は月額百三十二万八千円となるところでありますが、引き続き百二十三万七千五百円とするものであります。

 以上であります。

    ―――――――――――――

 国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部を改正する法律案

    〔本号末尾に掲載〕

    ―――――――――――――

武部委員長 それでは、国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部改正の件につきましては、お手元に配付の案を委員会の成案と決定し、これを委員会提出の法律案とするに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

武部委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。

    ―――――――――――――

武部委員長 次に、ただいま本委員会提出とするに決定いたしました法律案は、本日の本会議において緊急上程するに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

武部委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。

    ―――――――――――――

武部委員長 次に、国立国会図書館職員定員規程の一部改正の件についてでありますが、図書館運営小委員長から発言を求められておりますので、これを許します。藤村修君。

藤村委員 御説明いたします。

 国立国会図書館職員定員規程の一部改正の件でありますが、これは、国立国会図書館職員の定員について、平成十六年四月一日から、定員削減及び再任用短時間勤務職員への振りかえに伴い三人減らし、九百十六人とし、東京本館の整備終了後の開館日・開館時間の拡大等に伴い、同年十月一日から二十一人ふやし、九百三十七人としようとするものでございます。

 以上でございます。

    ―――――――――――――

 国立国会図書館職員定員規程の一部を改正する規程案

    〔本号末尾に掲載〕

    ―――――――――――――

武部委員長 それでは、国立国会図書館職員定員規程の一部改正の件につきましては、お手元に配付の案のとおり承認するに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

武部委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。

    ―――――――――――――

武部委員長 次に、国会議員の資産等の公開に関する規程の一部改正の件、議院に出頭する証人等の旅費及び日当支給規程の一部改正の件、衆議院事務局職員の定員に関する件の一部改正の件についてでありますが、順次事務総長の説明を求めます。

駒崎事務総長 国会議員の資産等の公開に関する規程の一部改正の件外二件につきまして御説明申し上げます。

 まず、国会議員の資産等の公開に関する規程の一部改正の件でありますが、これは、昨年の租税特別措置法の改正により、商品先物取引に加え、有価証券先物取引等にも申告分離課税制度が適用されたことに伴い、所得等報告書の項目名の「商品先物取引」を「先物取引」に改めようとするもので、本年四月一日から施行することといたしております。

 次に、議院に出頭する証人等の旅費及び日当支給規程の一部改正の件でありますが、これは、本年四月から、証人等が出頭しまたは陳述をした日の日当の額を、陳述に要した時間が四時間未満の場合は二万五百円を二万三百円に、四時間以上の場合は二万五千百円を二万四千八百円に、それぞれ改めようとするものであります。

 次に、衆議院事務局職員の定員に関する件の一部改正の件でありますが、これは、本年四月から、事務局職員の定員を三名減らし、千七百二十二人から千七百十九人に改めようとするものであります。

 よろしく御承認のほどお願い申し上げます。

    ―――――――――――――

 国会議員の資産等の公開に関する規程の一部を改正する規程案

 議院に出頭する証人等の旅費及び日当支給規程の一部を改正する規程案

 衆議院事務局職員の定員に関する件の一部を改正する件(案)

    〔本号末尾に掲載〕

    ―――――――――――――

武部委員長 それでは、まず、国会議員の資産等の公開に関する規程の一部改正の件につきましては、お手元に配付の案のとおり決定すべきものと議長に答申するに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

武部委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。

 次に、議院に出頭する証人等の旅費及び日当支給規程の一部改正の件につきましては、お手元に配付の案のとおり決定すべきものと議長に答申するに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

武部委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。

 次に、衆議院事務局職員の定員に関する件の一部改正の件につきましては、お手元に配付の案のとおり決定すべきものと議長に答申するに賛成の諸君の挙手を求めます。

    〔賛成者挙手〕

武部委員長 挙手多数。よって、そのように決定いたしました。

    ―――――――――――――

武部委員長 次に、趣旨説明を聴取する議案の件についてでありますが、内閣提出の総合法律支援法案は、本日の本会議において趣旨の説明を聴取し、これに対する質疑を行うことに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

武部委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。

 なお、右法律案の趣旨説明は、野沢法務大臣が行います。

 右の趣旨説明に対し、民主党・無所属クラブの泉房穂君、公明党の漆原良夫君から、それぞれ質疑の通告があります。

 質疑時間は、泉房穂君は十五分以内、漆原良夫君は五分以内とするに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

武部委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。

 なお、質疑者の要求大臣は、お手元の印刷物のとおりであります。

    ―――――――――――――

 一、趣旨説明を聴取する議案の件

  総合法律支援法案(内閣提出)

   趣旨説明 法務大臣 野沢 太三君

   質疑通告     時 間  要求大臣

 泉  房穂君(民主) 十五分以内 法務、財務、厚労

 漆原 良夫君(公明)  五分以内 法務

    ―――――――――――――

武部委員長 次に、本日の本会議の議事の順序について、事務総長の説明を求めます。

駒崎事務総長 まず最初に、議長から新議員の紹介がございます。

 次に、議長から、故議員池田行彦先生に対する弔詞贈呈の報告がございまして、議長が弔詞を朗読され、続いて小沢一郎さんの追悼演説がございます。

 次に、日程第一につき、佐田総務委員長の報告がございまして、全会一致であります。

 次に、日程第二及び第三につき、赤羽国土交通委員長の報告がございます。採決は二回になります。一回目は日程第二で、共産党及び社民党が反対でございます。二回目は日程第三で、全会一致であります。

 次に、日程第四につき、田野瀬財務金融委員長の報告がございまして、共産党が反対でございます。

 次に、日程第五及び第六につき、米澤外務委員長の報告がございます。両案を一括して採決いたしまして、全会一致であります。

 次に、日程第七につき、高木農林水産委員長の報告がございまして、民主党、共産党及び社民党が反対でございます。

 次に、日程第八につき、衛藤厚生労働委員長の報告がございまして、民主党、共産党及び社民党が反対でございます。

 次に、日程第九につき、池坊文部科学委員長の報告がございまして、民主党、共産党及び社民党が反対でございます。

 次に、動議により、ただいま御決定いただきました国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部改正案を緊急上程いたします。武部議院運営委員長の趣旨弁明がございまして、全会一致であります。

 次に、総合法律支援法案につきまして、野沢法務大臣から趣旨の説明がございます。これに対しまして、二人の方々からそれぞれ質疑が行われます。

 本日の議事は、以上でございます。

    ―――――――――――――

 議事日程 第九号

  平成十六年三月十八日

    午後一時開議

 第一 新東京国際空港周辺整備のための国の財政上の特別措置に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出)

 第二 東京国際空港における緊急整備事業の円滑な推進に関する特別措置法案(内閣提出)

 第三 国際航海船舶及び国際港湾施設の保安の確保等に関する法律案(内閣提出)

 第四 関税定率法等の一部を改正する法律案(内閣提出)

 第五 外務省設置法の一部を改正する法律案(内閣提出)

 第六 在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案(内閣提出)

 第七 植物防疫法の一部を改正する法律案(内閣提出)

 第八 児童福祉法等の一部を改正する法律案(内閣提出)

 第九 義務教育費国庫負担法及び公立養護学校整備特別措置法の一部を改正する法律案(内閣提出)

    ―――――――――――――

武部委員長 それでは、本日の本会議は、午後零時五十分予鈴、午後一時から開会いたします。

    ―――――――――――――

武部委員長 次に、次回の本会議の件についてでありますが、次回の本会議は、来る二十三日火曜日午後一時から開会することといたします。

 また、同日午前十一時理事会、正午から委員会を開会いたします。

 なお、明十九日金曜日理事会を開会いたします。

 本日は、これにて散会いたします。

    午後零時十分散会


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