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第2号 平成17年9月22日(木曜日)

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平成十七年九月二十二日(木曜日)委員長の指名で、次のとおり小委員及び小委員長を選任した。

 国会法改正等に関する小委員

      川崎 二郎君    鈴木 恒夫君

      山本 有二君    竹本 直一君

      水野 賢一君    梶山 弘志君

      後藤田正純君    中川 正春君

      三井 辨雄君    遠藤 乙彦君

 国会法改正等に関する小委員長 川崎 二郎君

 図書館運営小委員

      亀岡 偉民君    清水清一朗君

      萩生田光一君    平沢 勝栄君

      水野 賢一君    山本 有二君

      中川 正春君    三井 辨雄君

      遠藤 乙彦君

 図書館運営小委員長      中川 正春君

 院内の警察及び秩序に関する小委員

      後藤田正純君    清水清一朗君

      竹本 直一君    中山 泰秀君

      萩生田光一君    平沢 勝栄君

      中川 正春君    三井 辨雄君

      遠藤 乙彦君

 院内の警察及び秩序に関する小委員長

                竹本 直一君

 庶務小委員

      鈴木 恒夫君    山本 有二君

      竹本 直一君    水野 賢一君

      梶山 弘志君    後藤田正純君

      中川 正春君    三井 辨雄君

      遠藤 乙彦君

 庶務小委員長         鈴木 恒夫君

 国際会議場建設小委員

      あかま二郎君    大塚 高司君

      梶山 弘志君    清水鴻一郎君

      竹本 直一君    若宮 健嗣君

      中川 正春君    三井 辨雄君

      高木美智代君

 国際会議場建設小委員長    三井 辨雄君

 国会審議テレビ中継に関する小委員

      鈴木 恒夫君    山本 有二君

      水野 賢一君    梶山 弘志君

      後藤田正純君    中山 泰秀君

      中川 正春君    三井 辨雄君

      遠藤 乙彦君

 国会審議テレビ中継に関する小委員長

                山本 有二君

平成十七年九月二十二日(木曜日)

    午後零時一分開議

 出席委員

   委員長 川崎 二郎君

   理事 鈴木 恒夫君 理事 山本 有二君

   理事 竹本 直一君 理事 水野 賢一君

   理事 梶山 弘志君 理事 後藤田正純君

   理事 中川 正春君 理事 三井 辨雄君

   理事 遠藤 乙彦君

      あかま二郎君    大塚 高司君

      加藤 勝信君    亀岡 偉民君

      清水鴻一郎君    清水清一朗君

      中山 泰秀君    萩生田光一君

      平沢 勝栄君    石関 貴史君

      津村 啓介君    寺田  学君

      高木美智代君    穀田 恵二君

      日森 文尋君

    …………………………………

   議長           河野 洋平君

   副議長          横路 孝弘君

   事務総長         駒崎 義弘君

    ―――――――――――――

委員の異動

九月二十二日

 辞任         補欠選任

  加藤 勝信君     若宮 健嗣君

    ―――――――――――――

本日の会議に付した案件

 内閣委員外十五常任委員選任の件

 内閣委員長外十五常任委員長選挙の件

 政治倫理審査会委員選任の件

 特別委員会設置の件

 小委員会設置の件

 永年在職議員として表彰された元議員内海英男君逝去につき弔詞贈呈報告の件

 国務大臣の演説に関する件

 立法事務費の交付を受ける会派の認定に関する件

 本日の本会議の議事等に関する件


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     ――――◇―――――

川崎委員長 これより会議を開きます。

 まず、常任委員の選任の件についてでありますが、内閣委員外十五常任委員の選任は、本日の本会議において、議長より、各会派から申し出のとおり指名いたします。

    ―――――――――――――

川崎委員長 次に、常任委員長の選挙の件についてでありますが、本日の本会議において、内閣委員長外十五常任委員長の選挙を行うこととし、この選挙は、その手続を省略して、議長において指名するに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

川崎委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。

 なお、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党から、委員長の候補者として、お手元の印刷物にあります諸君を推薦してまいっております。

    ―――――――――――――

  常任委員長候補者

   内閣委員長     佐藤 剛男君(自民)

   総務委員長     実川 幸夫君(自民)

   法務委員長     塩崎 恭久君(自民)

   外務委員長     原田 義昭君(自民)

   財務金融委員長   小野 晋也君(自民)

   文部科学委員長   斉藤 鉄夫君(公明)

   厚生労働委員長   鴨下 一郎君(自民)

   農林水産委員長   稲葉 大和君(自民)

   経済産業委員長   谷口 隆義君(公明)

   国土交通委員長   林  幹雄君(自民)

   環境委員長     木村 隆秀君(自民)

   安全保障委員長   浜田 靖一君(自民)

   国家基本政策委員長 丹羽 雄哉君(自民)

   予算委員長     甘利  明君(自民)

   決算行政監視委員長 筒井 信隆君(民主)

   懲罰委員長     岩國 哲人君(民主)

    ―――――――――――――

川崎委員長 次に、政治倫理審査会委員の選任の件についてでありますが、本日の本会議において、議長より、各会派から申し出のとおり指名いたします。

    ―――――――――――――

川崎委員長 次に、特別委員会設置の件についてでありますが、委員おのおの四十人よりなる災害対策特別委員会、政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会、委員おのおの二十五人よりなる沖縄及び北方問題に関する特別委員会、青少年問題に関する特別委員会、委員四十五人よりなる国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会、委員二十五人よりなる北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会、委員四十五人よりなる郵政民営化に関する特別委員会、委員五十人よりなる日本国憲法に関する調査特別委員会の設置についてお諮りいたします。

 この際、郵政民営化に関する特別委員会及び日本国憲法に関する調査特別委員会の設置に関しまして発言を求められておりますので、順次これを許します。中川正春君。

中川(正)委員 民主党としては、郵政について、従来からの我々の主張で、特別委員会をつくって議論をしていくという事柄ではない、総務委員会の中でしっかり議論をしていけばいいということで、この設置については反対をさせていただきます。

 それから、憲法の特別委員会については、これまでの憲法調査会が、国会法の改正の中で、参議院、衆議院あわせた形で運営をされてきました。これまでの経緯、議論が、解散前に議運を中心にあったということを聞かせていただいていますが、それが十分に議論を尽くさないままに解散になってしまって、結果として、今回出てきたのは特別委員会なわけです。

 ここで、一つは、国会法による調査会をどうするかということの議論がまだ未熟であったということと、それから、特別委員会の中で、国民投票法についての発議権と、憲法自体の議論については発議権を持たさずに議論だけしていこうということと、このように分けて目的化されたということについてはそれで了解をするのですけれども、しかし、これまでの流れからいくと、それを特別委員会でするのがいいのか、調査会の中でするのがいいのかという議論の整理がしてないだけに、あるいはまた、恐らくこれは結果として参議院とちぐはぐしてくるんだろうというふうに思うのですよ、議論の舞台が。

 そうなると、これは国民としては一番非常に注目しているところなので、そうしたあいまいな形で拙速に特別委員会をつくるということについて、正しいメッセージを国民に対して発することができないんじゃないかという懸念がありまして、そういう意味で、これは拙速だという主張をしてまいりました。

 しかし、与党の方から特別委員会という形で出されてきたわけでありますが、それについて、さっきの話のように、あえてその中身に反対するわけではないのですけれども、これは拙速だということだけを主張させていただきたいというふうに思います。

川崎委員長 穀田恵二君。

穀田委員 郵政民営化関連法案の成立を推し進めるための特別委員会設置は反対です。

 次に、日本国憲法に関する調査特別委員会の設置についてです。これも私は反対いたします。

 本特別委員会が、日本国憲法改正国民投票制度に係る議案の審査等を目的としていることは重大です。今、自民党が、憲法九条を全面的に破壊する独自の改憲案の策定を進め、民主党も九条改憲の方向に進めようとしています。国民投票法のねらいが憲法九条の改定に向けた条件づくりにあることは明白であり、断じて設置を認めることはできません。

 今回の委員会設置は、先週十四日、総選挙後の最初の各派協議会で与党側が突如として持ち出したもので、最初の提案は、国会法を改正して憲法常任委員会を設置するというものでした。私は、現行の憲法調査会の設置に当たっては、その目的、性格をめぐって十カ月にわたる議論をしたことを示しながら、憲法という重大問題を扱うのに、議運でも一度も議論せずに設置することは許されないと撤回を求めました。その後、十六日の各派協では、常任委員会を特別委員会に変更され、設置目的も変更されたのであります。こうしたいいかげんなやり方は認められません。

 与党側は、憲法調査会をバージョンアップし、改憲国民投票法を起草、審議する機関を設置することが同調査会で合意された既定の事実かのように言いますが、調査会はそういう合意はしていません。憲法調査会ではさまざまな意見が出されていますが、そもそも憲法調査会は、調査が目的であり、改憲手続についてどういう機関を設けるのかを決定する場ではありません。最終報告書の多数意見は根拠になりません。

 以上から、憲法特別委員会設置に反対をいたします。

川崎委員長 日森文尋君。

日森委員 私どもも、郵政特それから憲法特、いずれも設置に反対です。

 郵政については、もともと郵政民営化そのものに反対をしてきたという経過があります。国民生活にとって百害あって一利なしだ、理屈は余り申し上げませんが、ということもありました。

 したがって、本来議論するとすれば、これまで、例えば公社法もそうですし、あるいは信書法も総務委員会で議論されてきたという経過があって、そこではそういう郵政関係の論議の積み上げがあるわけですから、総務委員会で議論すべきであって、特別委員会で定例日も外して拙速に議論していくようなことは避けるべきだ。

 それから、憲法についても、最終報告で憲法調査会の仕事は終わったというふうに私たちは考えています。その憲法調査会をいわば衣がえして、今国会に国民投票法案を出す出さないという議論もあるようですけれども、そこで議論していくということは非常に問題が多いというふうに思っています。

 例えば、国民投票法案それ自体も、もう少し国民的な議論も深めていかなければいけない課題であるし、特別委員会をつくってばたばたと決めていくような問題ではないというふうに思っていますので、両特別委員会とも設置には反対をいたします。

川崎委員長 これにて発言は終了いたしました。

 まず、郵政民営化に関する特別委員会を設置することとし、本日の本会議において議決するに賛成の諸君の挙手を求めます。

    〔賛成者挙手〕

川崎委員長 挙手多数。よって、そのように決定いたしました。

 次に、日本国憲法に関する調査特別委員会を設置することとし、本日の本会議において議決するに賛成の諸君の挙手を求めます。

    〔賛成者挙手〕

川崎委員長 挙手多数。よって、そのように決定いたしました。

 次に、ただいま決定いたしました両特別委員会を除く六特別委員会につきましては、理事会で合意いたしましたとおり設置することとし、本日の本会議において議決するに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

川崎委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。

 なお、各特別委員会の委員の各会派割り当て数は、お手元の印刷物のとおりであります。

    ―――――――――――――

川崎委員長 次に、小委員会設置の件についてでありますが、今国会、当委員会に、国会法改正等に関する小委員会、図書館運営小委員会、院内の警察及び秩序に関する小委員会、庶務小委員会、国際会議場建設小委員会及び国会審議テレビ中継に関する小委員会の六小委員会を設置することとし、各小委員の割り当ては、国会法改正等に関する小委員会につきましては委員長及び理事を充てることとし、他の五小委員会の小委員につきましては、いずれも九人とし、その割り当ては、自由民主党六人、民主党・無所属クラブ二人、公明党一人とするに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

川崎委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。

 なお、理事会の協議により、日本共産党の委員の方は、各小委員会にオブザーバーとして御出席願うことになりましたので、御了承願います。

 また、小委員及び小委員長の選任は、先例によりまして、委員長において指名することに御一任願っておきたいと存じますが、御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

川崎委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。

    ―――――――――――――

川崎委員長 次に、元議員逝去につき弔詞贈呈報告の件についてでありますが、去る八月二十一日、永年在職議員として表彰された元議員内海英男君が逝去されました。

 ここに謹んで哀悼の意を表します。

 弔詞につきましては、お手元の印刷物のとおりの特別弔詞を、各派協議会で御了承を得まして、去る九月十五日、贈呈いたしましたので、御了承願います。

    ―――――――――――――

 衆議院は 多年憲政のために尽力し 特に院議をもってその功労を表彰され さきに農林水産委員長 議院運営委員長の要職につき また再度国務大臣の重任にあたられた正三位勲一等内海英男君の長逝を哀悼し つつしんで弔詞をささげます

    ―――――――――――――

川崎委員長 また、同君に対する弔詞は、本日の本会議において、議長から贈呈の報告があり、弔詞を朗読されることになります。

 その際、議員の方は御起立願うことになっております。

    ―――――――――――――

川崎委員長 次に、国務大臣の演説に関する件についてでありますが、国務大臣の演説は、来る二十六日の本会議において行うことに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

川崎委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。

    ―――――――――――――

川崎委員長 次に、立法事務費の交付を受ける会派の認定に関する件についてでありますが、これについて事務総長の説明を求めます。

駒崎事務総長 立法事務費の交付を受ける会派の認定は、当委員会の議決によって決定することとなっております。

 現在、立法事務費の交付に関する届け出が、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党、日本共産党、社会民主党・市民連合及び国民新党・日本・無所属の会、並びに院内において無所属となっております今村雅弘君外十五名の方々から、それぞれ所属議員一名で、お手元の印刷物のとおりの会派名で届けが提出されておりますので、会派の認定をお願いいたします。

 なお、所属議員一名の会派は、いずれも政治資金規正法第六条の届け出を行っております。

川崎委員長 それでは、ただいま事務総長から説明のありました各会派を立法事務費の交付を受ける会派と認定するに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

川崎委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。

    ―――――――――――――

川崎委員長 次に、本日の本会議の議事の順序について、事務総長の説明を求めます。

駒崎事務総長 まず最初に、日程第一、常任委員の選任につきまして、議長は各会派からの申し出のとおり指名いたします。

 次に、日程第二、常任委員長の選挙につきましては、動議により、手続を省略して、議長において指名されることになります。

 次に、日程第三、政治倫理審査会委員の選任につきまして、議長は、各会派からの申し出のとおり指名いたします。

 次に、特別委員会設置の件でございますが、まず、災害対策特別委員会、政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会、沖縄及び北方問題に関する特別委員会、青少年問題に関する特別委員会、国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会、北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会の設置につきお諮りをいたします。全会一致であります。次に、郵政民営化に関する特別委員会の設置につきお諮りをいたします。民主党、共産党、社民党及び国民が反対でございます。次に、日本国憲法に関する調査特別委員会の設置につきお諮りをいたします。共産党及び社民党が反対でございます。

 次に、議長から、永年在職議員として表彰されました故元議員内海英男先生に対する弔詞贈呈の報告がございまして、議長が弔詞を朗読されます。

 本日の議事は、以上でございます。

川崎委員長 それでは、本日の本会議は、午後零時五十分予鈴、午後一時から開会いたします。

    ―――――――――――――

川崎委員長 次に、次回の本会議の件についてでありますが、次回の本会議は、来る二十六日月曜日午後二時から開会することといたします。

 また、同日午前十一時理事会、正午から委員会を開会いたします。

 本日は、これにて散会いたします。

    午後零時十六分散会


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