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第8号 平成13年10月31日(水曜日)

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平成十三年十月三十一日(水曜日)

    午前九時三十分開議

 出席委員

   委員長 加藤 紘一君

   理事 亀井 善之君 理事 河村 建夫君

   理事 久間 章生君 理事 鈴木 宗男君

   理事 安住  淳君 理事 伊藤 英成君

   理事 田端 正広君 理事 東  祥三君

      逢沢 一郎君    赤城 徳彦君

      石破  茂君    衛藤征士郎君

      左藤  章君    坂本 剛二君

      実川 幸夫君    下地 幹郎君

      下村 博文君    田村 憲久君

      西川 京子君    浜田 靖一君

      松宮  勲君    宮澤 洋一君

      米田 建三君    鹿野 道彦君

      玄葉光一郎君    古賀 一成君

      島   聡君    永田 寿康君

      細野 豪志君    三井 辨雄君

      横路 孝弘君    上田  勇君

      漆原 良夫君    中塚 一宏君

      木島日出夫君    山口 富男君

      北川れん子君    辻元 清美君

      井上 喜一君    近藤 基彦君

    …………………………………

   法務大臣         森山 眞弓君

   外務大臣         田中眞紀子君

   外務大臣政務官      丸谷 佳織君

   衆議院調査局国際テロリズ

   ムの防止及び我が国の協力

   支援活動等に関する特別調

   査室長          鈴木 正直君

    ―――――――――――――

委員の異動

十月二十二日

 辞任         補欠選任

  岡田 克也君     永田 寿康君

同月二十九日

 辞任         補欠選任

  山岡 賢次君     東  祥三君

同月三十一日

 辞任         補欠選任

  大野 松茂君     左藤  章君

  桑原  豊君     三井 辨雄君

  末松 義規君     細野 豪志君

  河合 正智君     漆原 良夫君

  今川 正美君     北川れん子君

同日

 辞任         補欠選任

  左藤  章君     大野 松茂君

  細野 豪志君     末松 義規君

  三井 辨雄君     桑原  豊君

  漆原 良夫君     河合 正智君

  北川れん子君     今川 正美君

同日

 理事岡田克也君同月二十二日委員辞任につき、その補欠として伊藤英成君が理事に当選した。

同日

 理事山岡賢次君同月二十九日委員辞任につき、その補欠として東祥三君が理事に当選した。

    ―――――――――――――

十月三十日

 テロリストによる爆弾使用の防止に関する国際条約の締結について承認を求めるの件(条約第一号)

 テロリストによる爆弾使用の防止に関する国際条約の締結に伴う関係法律の整備に関する法律案(内閣提出第二〇号)

同月二十四日

 テロの根絶を願い、報復戦争と自衛隊派遣新法反対に関する請願(赤嶺政賢君紹介)(第七九号)

 同(石井郁子君紹介)(第八〇号)

 同(小沢和秋君紹介)(第八一号)

 同(大幡基夫君紹介)(第八二号)

 同(大森猛君紹介)(第八三号)

 同(木島日出夫君紹介)(第八四号)

 同(児玉健次君紹介)(第八五号)

 同(穀田恵二君紹介)(第八六号)

 同(佐々木憲昭君紹介)(第八七号)

 同(志位和夫君紹介)(第八八号)

 同(塩川鉄也君紹介)(第八九号)

 同(瀬古由起子君紹介)(第九〇号)

 同(中林よし子君紹介)(第九一号)

 同(春名直章君紹介)(第九二号)

 同(不破哲三君紹介)(第九三号)

 同(藤木洋子君紹介)(第九四号)

 同(松本善明君紹介)(第九五号)

 同(矢島恒夫君紹介)(第九六号)

 同(山口富男君紹介)(第九七号)

 同(吉井英勝君紹介)(第九八号)

 同(赤嶺政賢君紹介)(第一三二号)

 同(石井郁子君紹介)(第一三三号)

 同(小沢和秋君紹介)(第一三四号)

 同(大幡基夫君紹介)(第一三五号)

 同(大森猛君紹介)(第一三六号)

 同(木島日出夫君紹介)(第一三七号)

 同(児玉健次君紹介)(第一三八号)

 同(穀田恵二君紹介)(第一三九号)

 同(佐々木憲昭君紹介)(第一四〇号)

 同(志位和夫君紹介)(第一四一号)

 同(塩川鉄也君紹介)(第一四二号)

 同(瀬古由起子君紹介)(第一四三号)

 同(中林よし子君紹介)(第一四四号)

 同(春名直章君紹介)(第一四五号)

 同(不破哲三君紹介)(第一四六号)

 同(藤木洋子君紹介)(第一四七号)

 同(松本善明君紹介)(第一四八号)

 同(矢島恒夫君紹介)(第一四九号)

 同(吉井英勝君紹介)(第一五〇号)

 テロ対策特別措置法制定反対等に関する請願(辻元清美君紹介)(第九九号)

 同(阿部知子君紹介)(第一一二号)

 同(川田悦子君紹介)(第一五一号)

 テロ根絶のための法に基づく裁きを求め、軍事力報復への支援反対に関する請願(大森猛君紹介)(第一〇四号)

 米国同時多発テロの平和的解決に関する請願(伊藤忠治君紹介)(第一〇五号)

 同(大出彰君紹介)(第一〇六号)

 同(桑原豊君紹介)(第一〇七号)

 同(田並胤明君紹介)(第一〇八号)

 同(楢崎欣弥君紹介)(第一五二号)

 同(原口一博君紹介)(第一五三号)

 同(横路孝弘君紹介)(第一五四号)

 テロ対策特別措置法案、自衛隊法改正案反対に関する請願(川田悦子君紹介)(第一〇九号)

 同(木島日出夫君紹介)(第一一〇号)

 同(山口富男君紹介)(第一一一号)

 同(北川れん子君紹介)(第一三〇号)

 同(日森文尋君紹介)(第一三一号)

は本委員会に付託された。

    ―――――――――――――

本日の会議に付した案件

 理事の補欠選任

 テロリストによる爆弾使用の防止に関する国際条約の締結について承認を求めるの件(条約第一号)

 テロリストによる爆弾使用の防止に関する国際条約の締結に伴う関係法律の整備に関する法律案(内閣提出第二〇号)




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     ――――◇―――――

加藤委員長 これより会議を開きます。

 理事補欠選任の件についてお諮りいたします。

 委員の異動に伴い、現在理事が二名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

加藤委員長 御異議なしと認めます。

 それでは、理事に

      伊藤 英成君    東  祥三君を指名いたします。

     ――――◇―――――

加藤委員長 次に、テロリストによる爆弾使用の防止に関する国際条約の締結について承認を求めるの件及びテロリストによる爆弾使用の防止に関する国際条約の締結に伴う関係法律の整備に関する法律案の両案件を一括して議題といたします。

 順次趣旨の説明を聴取いたします。田中外務大臣。

    ―――――――――――――

 テロリストによる爆弾使用の防止に関する国際条約の締結について承認を求めるの件

    〔本号末尾に掲載〕

    ―――――――――――――

田中国務大臣 ただいま議題となりましたテロリストによる爆弾使用の防止に関する国際条約の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。

 この条約は、爆弾を使用したテロ事件が続発する中で、同様のテロ事件の抑止に関する国際協力の必要性が強く認識されるようになったことを背景として、平成九年十二月にニューヨークで開催された国際連合の総会において採択されたものであります。

 この条約は、死または身体の重大な傷害等を引き起こす意図を持って爆発物その他の致死装置を公共の用に供される場所等に設置する行為等を犯罪として定め、その犯罪についての国外犯を含む裁判権の設定等につき規定するものであります。

 特に、本年九月十一日に米国で発生した同時多発テロ事件後、テロリズムの撲滅が国際社会の最重要課題とされる中、九月二十日に発表されたG8首脳声明においても、この条約を含むテロリズム防止関連十二条約のできる限り速やかな締結が強く求められております。

 我が国がこの条約を締結することは、爆発物その他の致死装置による国際的なテロリズムの防止に資するとの見地から有意義であると認められます。

 よって、ここに、この条約の締結について御承認を求める次第でございます。

 何とぞ、御審議の上、速やかに御承認いただきますようお願い申し上げます。

加藤委員長 次に、森山法務大臣。

    ―――――――――――――

 テロリストによる爆弾使用の防止に関する国際条約の締結に伴う関係法律の整備に関する法律案

    〔本号末尾に掲載〕

    ―――――――――――――

森山国務大臣 テロリストによる爆弾使用の防止に関する国際条約の締結に伴う関係法律の整備に関する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。

 テロリストによる爆弾使用の防止に関する国際条約につきましては、今御説明があったとおりであり、この法律案は、本条約を締結するために、爆発物取締罰則など関係する法律を改正し、所要の整備を行おうとするものであります。

 この法律案の要点を申し上げます。

 第一は、爆発物取締罰則、放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律、火炎びんの使用等の処罰に関する法律、細菌兵器(生物兵器)及び毒素兵器の開発、生産及び貯蔵の禁止並びに廃棄に関する条約の実施に関する法律(以下「生物兵器禁止法」という。)、化学兵器の禁止及び特定物質の規制等に関する法律(以下「化学兵器禁止法」という。)及びサリン等による人身被害の防止に関する法律について、所要の国外犯処罰規定を設けるものであります。

 第二は、生物兵器禁止法を改正し、生物兵器または毒素兵器を使用して、当該兵器に充てんされた生物剤または毒素を発散させる行為及び生物剤または毒素をみだりに発散させて人の生命、身体または財産に危険を生じさせる行為に対する処罰規定を設けるものであります。

 第三は、化学兵器禁止法を改正し、毒性物質またはこれと同等の毒性を有する物質をみだりに発散させて人の生命、身体または財産に危険を生じさせる行為に対する処罰規定を設けるものであります。

 第四は、核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律を改正し、みだりに取り扱うことによる放射線の発散罪等について、その対象物質を核燃料物質全般及び核燃料物質によって汚染されたものに拡大するものであります。

 第五は、放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律を改正し、放射性同位元素を装備している機器等をみだりに操作すること等による放射線の発散罪について、人の財産に危険を生じさせた場合にも拡大するものであります。

 その他所要の規定の整備を行うこととしております。

 以上が、この法律案の趣旨であります。

 何とぞ、慎重に御審議の上、速やかに御可決くださいますようお願いいたします。

加藤委員長 これにて趣旨の説明は終わりました。

 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。

    午前九時三十七分散会




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