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平成二十一年四月三十日提出
質問第三五五号

事業継続のための中小企業対策に関する質問主意書

提出者  滝  実




事業継続のための中小企業対策に関する質問主意書


 多くの中小企業が数年前から売上が落ち込み始めたため、借入金も増大してきた。昨年秋以降の急激な経済不況によって、こうした中小企業は存続の危機を迎えている。原材料の仕入れに現金払いが要求され、その結果、従業員への給与も定例日の支払いが難しくなって分割払いをせざるを得ない企業が出始めている。これが、現在ささやかれ始めている五月危機である。このような危機を回避するための方策について質問する。

一 政府は昨年以来、数次にわたり中小企業金融対策を講じ、金融の量的拡大と信用保証の拡大を図ってきたが、すでに多くの借入金を抱える企業は政府の経済対策によっても当座を乗り切るための資金を借り入れることができないのが実態である。政府の経済対策はこうした実態にどう対応しているのか。
二 多くの借入金を抱えたうえ当面は収入増を期待できない企業は、金融機関から経営資金を借り入れることができずに倒産せざるを得ない。政府の経済対策は借入金が少なく、将来の収入増が期待できる優良企業のみが対象となるものであって、現実に資金繰りに困っている企業が対象から外れているのではないか。そうであれば、こうした企業にも倒産を回避するための方策を速やかに講じるべきではないか。

 右質問する。



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