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平成二十一年十二月二日提出質問第一六四号
ODAに対する行政刷新会議の「事業仕分け」に関する質問主意書
提出者 小野寺五典
ODAに対する行政刷新会議の「事業仕分け」に関する質問主意書
政府の行政刷新会議の「事業仕分け」において、無償資金協力援助のうち、いわゆる「ハコモノ無償」に対して、予算要求の縮減(三分の一程度)との評価結果が示された。
このことを踏まえ、以下の通り質問する。
二 政府は、内政面では「コンクリートから人へ」という考え方を持っているように思われるが、途上国に対する支援の考え方も、同様の考えをもって臨むつもりなのか。
三 現状において、我が国の支援に対する、受け手の途上国の要望は、ハードとソフト(子育て支援や環境分野など)のどちらが多いのか。
四 途上国支援に際しての、事業等の決定の基準は、途上国のニーズに基づくもの、我が国の援助哲学に基づくもの、どちらが優先されるべきであると考えるか。政府の認識如何。
五 「事業仕分け」の評価を受けて、今後の政府の途上国支援に対する方針は変更されるのか。
右質問する。