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答弁本文情報

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平成二十二年四月十三日受領
答弁第三四五号

  内閣衆質一七四第三四五号
  平成二十二年四月十三日
内閣総理大臣臨時代理
国務大臣 菅 直人

       衆議院議長 横路孝弘 殿

衆議院議員山口俊一君提出国土交通省の箇所付けに関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。





衆議院議員山口俊一君提出国土交通省の箇所付けに関する質問に対する答弁書



一について

 国土交通省では、同省所管の公共事業の事業箇所ごとに決定した平成二十二年度予算の配分額について、本年三月二十六日に同省のホームページで公表したところであり、当該公表以前に、当該公表内容を記載した資料の配布等は行っていない。

二について

 お尋ねの「徳島県関係全体の箇所付け総額」の意味するところが必ずしも明らかではないが、国土交通省所管の公共事業の事業箇所ごとに決定した平成二十二年度予算の配分額のうち、徳島県内の事業に係る配分額の総額については、対前年度比十五・四パーセントの減額となっている。

三について

 一般国道三十二号猪ノ鼻道路については、平成十九年度より順次、用地買収及び工事を進めてきており、平成二十二年度は、これまでの事業の進捗状況等を踏まえ、トンネルの本体工事等に必要となるアクセス道路の工事等に係る予算を計上したものである。また、来年度の予算額については未定である。

四について

 一般国道三十二号猪ノ鼻道路については、平成十六年度より現地において測量及び地質調査を開始し、おおむね当初の想定どおり、平成十九年度には用地買収及び一部の工事に着手したところである。具体的な完成予定時期は、今後の用地買収の状況やトンネル等の工事の進捗状況によることとなり、現段階において、明確にお示しすることは困難である。
 また、一般国道三十二号改築防災事業については、現在、大歩危工区について優先的に事業を進めているところであり、平成二十二年度は、当該工区の道路設計等に係る予算を計上している。当該工区には地元との設計協議に時間を要している地区があり、現段階において、工事着工の見通しを明確にお示しすることは困難である。

五及び六について

 一般国道三十二号については、異常気象時の事前通行規制区間や線形不良区間等があることから、国土交通省において、これらの課題を解消することを目的として、御指摘の新猪ノ鼻トンネルを含む猪ノ鼻道路の整備や改築防災事業等を進めているところである。



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