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昭和二十七年二月十二日提出
質問第一五号

 東京都内足立電話局市内電話編入に関する質問主意書

右の質問主意書を提出する。

  昭和二十七年二月十二日

提出者  天野公義

          衆議院議長 林 讓治 殿




東京都内足立電話局市内電話編入に関する質問主意書


 東京都足立区は、東京都の東北部に位し、人口既に二十六万を起える都内有数の区である。本区は、荒川放水路及び隅田川によつて都心と離れ、区内より都心に出るには必ず両河の橋を渡らねばならぬ地理的惡條件を有している。しかるに足立区は戰災の影響も少なかつたため大工場、中小工場が多く、青果市場、北魚市場、足立專売工場、その他の公共的施設も存在する。これらの諸工場及び公共的施設はいずれも本社を都心に有するものが多く、交通、通信上の連絡如何は今後の発展上重要な要素をなしていることはいうまでもない。最近交通機関は相当整備されて来たが、通信関係においては以上の理由により足立電話を市内電話に編入せられたいという要望が強いのである。これは足立区の将来に重大な影響をもつものであるから、政府においては足立局電話を速かに市内電話に編入するよう努力する必要があると思う。
 今回提出された二七年度予算にこのための予算が組まれていることは誠に時宜を得たものであると思うが、足立電話を市内電話に編入するための経費及びその実施計画はどうなつているか。

 右質問する。





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