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昭和二十八年七月十日提出質問第二九号
向島電話局設置に関する質問主意書
右の質問主意書を提出する。
昭和二十八年七月十日
提出者 天野公義
衆議院議長 堤 康次※(注) 殿
向島電話局設置に関する質問主意書
東京都墨田区内旧向島地区は電話加入申込者がきわめて多いが、いずれも電話局舎より遠く、その需要を満たすことが困難な状況にある。同地区は、主として中小商工業者の多い土地であり、電話設備の有無はその土地の発展に重大な関係を有しているので、地元有志間にも電話局設置の要望強く、局舎用敷地を捜す運動も起りつつある。政府としては向島電話局を設置し、向島地区の発展に寄与せねばならないと考えるが、この点に関し政府の計画及び予算的見とおしを伺いたい。
右質問する。