森英介衆議院議長は、現地時間9月14日から15日までウクライナを親善訪問しました。2022年にロシアの侵略が始まって以来、日本の国会の議長として初の訪問であり、日本・ウクライナ友好議員連盟の盛山正仁衆議院議員が同行しました。
現地時間9月15日(火)、森議長は、ウクライナ最高会議を訪問し、戦争等により殉職した議員・職員への献花、ルスラン・ステファンチューク最高会議議長との会談及び本会議場における議会演説を行いました。
ステファンチューク議長との会談では、冒頭、ステファンチューク議長から、森議長の訪問を歓迎した上で、日本からの人道分野を始めとする支援を評価するとともに、他の分野における更なる協力の可能性に対する期待が示されました。
森議長は、4年半にわたるロシアの攻撃に持ち堪えるだけでなく、攻勢に転じている面もあり、ウクライナ国民への心からの尊敬の念と連帯の意思を表明し、日本としてできることを精一杯サポートしていきたいと述べました。
なお、ステファンチューク議長との会談後、森議長は、同議長との共同記者発表に臨みました。
議会演説において、森議長は、日本・ウクライナ友好議員連盟での活動など、自身の政治活動を通じてウクライナに特別な思いを持って取り組んできたと述べるとともに、日本がウクライナと共にあることを改めて内外に示すため、今般ウクライナを訪問したと表明しました。日本とウクライナが、いずれもロシアの隣国であること、また、深刻な原子力災害を経験したことなどの共通点を有することを指摘し、東日本大震災などの大規模災害を乗り越えた日本の経験がウクライナの復興にも資するのではないかとの考えを示しました。その上で、エネルギー、科学技術、農業、文化・芸術等の幅広い分野において、互いの強みを生かしながら、未来に向けて共に歩んでいきたいとの決意を表明しました。
現地時間9月15日(火)、森議長は、ゼレンスキー大統領と会談しました。
冒頭、ゼレンスキー大統領から、森議長の訪問を歓迎した上で、日本からの支援に対する謝意が述べられました。
森議長は、ウクライナの主権及び領土一体性を支持し、力による現状変更を許さないとする決議に示された国会の意思は変わらないことを伝えました。また、ロシアによる侵略の直後にゼレンスキー大統領が自らテレビを通じて皆で立ち向かう姿勢を示したことが今のウクライナを形作っているとし、ウクライナに対する日本の協力の姿勢は揺るがない旨を述べました。
現地時間9月15日(火)、森議長は、コレツキ−首相と会談しました。
コレツキー首相は、森議長の訪問に謝意を示した上で、森議長の訪問は共に戦う仲間の存在を示すものである旨を述べました。
森議長は、ロシアと戦い続けるウクライナ国民の勇気と祖国愛に敬意を表し、戦いを続けながら、ドローンで世界に冠たる地位を占めるに至ったことなどウクライナの科学技術力を高く評価しました。