環境委員長伊藤信太郎君解任決議案(第一八六回国会、決議第二号)
本院は、環境委員長伊藤信太郎君を解任する。
右決議する。
理 由
環境委員長伊藤信太郎君は、委員長就任に際し、「環境問題については、地球温暖化対策、自然環境の保護や生物多様性の確保等従来からの課題に加え、東日本大震災と原発事故の発生以降、放射性物質による環境汚染の処理が引き続き取り組んでいかなきゃならない課題です。このような状況のもと、当委員会に課せられた使命はまことに重大であります。委員長といたしましては、その責務の重大さを十分認識し、委員各位のご指導とご協力を賜りまして、公正かつ円滑な委員会運営に努めてまいる所存でございます・・・。」と環境委員会に課せられた使命の重大さと公平・公正な委員会運営を行う決意を述べていた。
然るに、本日、六月二十日の委員会に際して、昨日の環境委員会理事懇談会で与野党が合意して決めた議事日程を突然変更し、予定されていた石原環境大臣に対する質疑を強引に延期した。言語道断である。このような委員長の下で委員会審議を行うことは到底できない。伊藤信太郎委員長の解任を強く求める。
以上が本決議案を提出する理由である。