国務大臣茂木敏充君不信任決議案(第一九六回国会、決議第二号)
本院は、国務大臣茂木敏充君を信任せず。
右決議する。
理 由
国民生活に多大な影響を与えるTPP協定については、国民の根強い反対論も踏まえて十分な議論が必要であり、更に昨年には米国のトランプ大統領がTPP協定からの離脱を表明している状況にある。米国抜きのTPPでは「意味がない」と、他ならぬ安倍総理大臣が明言したところであり、こうした状況下にも関わらず、担当大臣として問題の多い本協定の発効を、いまだに強引に進めようとする茂木敏充君に、これ以上担当大臣の任を続けさせることは許されない。
以上が、本決議案を提出する理由である。