国土交通大臣石井啓一君不信任決議案(第一九六回国会、決議第八号)
本院は、国土交通大臣石井啓一君を信任せず。
右決議する。
理 由
西日本の広範囲に甚大な被害を及ぼした「平成三十年七月豪雨」災害に対し、国土交通省は、文字通り最前線で死力を尽くして対応すべき最重要省庁であり、その最高責任者は、言うまでもなく国土交通大臣たる石井啓一君である。
然るに石井君は、被災者が塗炭の苦しみの中にあるにもかかわらず、民間業者に賭博を解禁するカジノ法案の答弁に血道を上げるという、全くもって許し難い行動に出た。如何に石井君がこの災害対応を軽視しているか、もはや弁解の余地はない。よって、国土交通大臣石井啓一君の速やかな辞任を強く求める。
以上が、本決議案を提出する理由である。