第二一二回国会
決議第二号
内閣官房長官松野博一君不信任決議案
本院は、松野博一君を信任せず。
右決議する。
理 由
内閣の要たる内閣官房長官は、政府の情報を内外に発信する極めて重要な役割を担っている。然るに、内閣官房長官松野博一君は、派閥のパーティー収入を五年間で一千万円以上も裏金化した疑惑について、説明を一切拒んでいる。国会の質疑のみならず、官房長官記者会見においても説明拒否を続け、内閣の情報発信者としての機能は完全に停止した。
官房長官としての職責を放棄している松野博一君により、国民の政治に対する信頼は失墜し、日本政府の国際的な信用も失った。松野博一君がその職に居座り続ける限り、国益を大きく損ない続けると断ぜざるを得ない。
松野博一君は内閣官房長官として明らかに不適格であり、国家国民のために、松野博一君は直ちにその職を辞すべきである。
以上が、本決議案を提出する理由である。