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第11号 令和7年1月22日(水曜日)

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令和七年一月二十二日(水曜日)

    午後一時開議

 出席委員

   委員長 浜田 靖一君

   理事 村井 英樹君 理事 田野瀬太道君

   理事 井出 庸生君 理事 井野 俊郎君

   理事 青柳陽一郎君 理事 道下 大樹君

   理事 吉田はるみ君 理事 中司  宏君

   理事 村岡 敏英君

      上田 英俊君    大空 幸星君

      鈴木 隼人君    深澤 陽一君

      三谷 英弘君    森下 千里君

      五十嵐えり君    高松 智之君

      長友よしひろ君    渡辺  創君

      金村 龍那君    臼木 秀剛君

      吉田 宣弘君    山川  仁君

      塩川 鉄也君

    …………………………………

   議長           額賀福志郎君

   副議長          玄葉光一郎君

   事務総長         築山 信彦君

    ―――――――――――――

委員の異動

一月二十二日

 辞任         補欠選任

  高木  啓君     大空 幸星君

  伊藤 俊輔君     渡辺  創君

同日

 辞任         補欠選任

  大空 幸星君     高木  啓君

  渡辺  創君     伊藤 俊輔君

    ―――――――――――――

令和六年十二月二十四日

 一、国会法等改正に関する件

 二、議長よりの諮問事項

 三、その他議院運営委員会の所管に属する事項

の閉会中審査を本委員会に付託された。

    ―――――――――――――

本日の会議に付した案件

 庶務小委員長の報告

 令和七年度本院歳出予算要求の件

 図書館運営小委員長の報告

 令和七年度国立国会図書館歳出予算要求の件

 令和七年度裁判官訴追委員会歳出予算要求の件

 令和七年度裁判官弾劾裁判所歳出予算要求の件


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     ――――◇―――――

浜田委員長 これより会議を開きます。

 まず、庶務小委員長から報告のため発言を求められておりますので、これを許します。村井英樹君。

村井委員 令和七年度の衆議院歳出予算の要求について、庶務小委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。

 令和七年度の本院予定経費要求額は六百八十一億一千三百万円余でありまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、七億四千百万円余の減額となっております。

 これは、主に、前年度補正予算(第1号)に計上されました衆議院施設整備に必要な経費等の増額相当分が減少したことによるものでございます。

 その概要を御説明申し上げますと、国会の権能行使に必要な経費として四百五十億六百万円余、衆議院の運営に必要な経費として二百九億三千二百万円余を計上いたしております。

 これらの経費は、議員関係の諸経費、事務局及び法制局の事務を処理するために必要な経費でございます。

 また、衆議院施設整備に必要な経費として十五億二千五百万円余、民間資金等を活用した衆議院施設整備に必要な経費として六億四千百万円余を計上いたしております。

 これらの経費は、議事堂本館等の施設整備費、赤坂議員宿舎の整備に係る不動産購入費でございます。

 このほか、国会予備金に必要な経費として七百万円を計上いたしております。

 以上、令和七年度衆議院歳出予算の要求について御説明申し上げました。

 本件につきましては、先ほど開きました小委員会におきまして、審査の上、原案のとおり決定いたしたところでありますので、御報告いたします。

 以上でございます。

    ―――――――――――――

 令和七年度衆議院予定経費要求書(案)

    〔本号末尾に掲載〕

    ―――――――――――――

浜田委員長 この際、発言を求められておりますので、これを許します。塩川鉄也君。

塩川委員 日本共産党の塩川鉄也です。

 我が党は、二〇二五年度の本院予算案については反対であります。

 情報監視審査会は、国会を政府の秘密保護法制に組み込む体制を継続するものです。国民の知る権利を侵害し、国会の国政調査権や行政監視機能を制約するものであり、情報監視審査会の関連経費の削除を求めるものです。

 調査研究広報滞在費は、国会の行政監視機能を果たし、議会制民主主義を支えるための必要経費です。その目的にふさわしく、使途や公開、国庫返納のルール策定について、各党間の協議を通じて、実施に向けて具体化を図るべきです。

 女性職員の採用増や責任ある役職への登用の拡大など、ジェンダー平等の推進を図ることを求めます。

 また、障害者サービスの向上に努めることを求めるものです。既に参議院で実施しているインターネット審議中継の字幕表示について、衆議院でも二〇二七年一月から実施するとしたことは障害者を始め国民の要望に応えるものであり、このような取組を更に進めていくことが重要であるということを指摘をし、発言を終わります。

浜田委員長 それでは、令和七年度本院歳出予算要求の件につきましては、小委員長の報告のとおり決定するに賛成の諸君の挙手を求めます。

    〔賛成者挙手〕

浜田委員長 挙手多数。よって、そのように決定いたしました。

    ―――――――――――――

浜田委員長 次に、図書館運営小委員長から報告のため発言を求められておりますので、これを許します。青柳陽一郎君。

青柳(陽)委員 令和七年度の国立国会図書館歳出予算の要求について、図書館運営小委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。

 令和七年度の国立国会図書館の予定経費要求額は二百四億二千五百万円余でありまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、三十三億一千五百万円余の減額となっております。

 これは、主に、前年度補正予算(第1号)に計上されました所蔵資料のデジタルアーカイブ整備に関する経費の増額相当分が減少したことによるものでございます。

 その概要を御説明申し上げます。

 第一は、運営に必要な経費でありまして、人件費等百四億三百万円余を計上いたしております。

 第二は、業務に必要な経費でありまして、国会サービス経費、情報システム経費等七十八億一千六百万円余を計上いたしております。

 第三は、科学技術関係資料の収集整備に必要な経費でありまして、十億九千五百万円余を計上いたしております。

 第四は、施設整備に必要な経費でありまして、十一億一千万円余を計上いたしております。

 令和七年度においては、特に、所蔵資料のデジタル化の推進及び照明設備改修工事に要する経費に重点を置いております。

 以上、令和七年度国立国会図書館歳出予算の要求について御説明申し上げました。

 本件につきましては、先ほど開きました小委員会におきまして、審査の上、原案のとおり決定いたしたところでありますので、御報告いたします。

    ―――――――――――――

 令和七年度国立国会図書館予定経費要求書(案)

    〔本号末尾に掲載〕

    ―――――――――――――

浜田委員長 それでは、令和七年度国立国会図書館歳出予算要求の件につきましては、小委員長の報告のとおり決定し、国立国会図書館法第二十八条の規定により勧告は付さないで議長に送付するに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

浜田委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。

    ―――――――――――――

浜田委員長 次に、令和七年度裁判官訴追委員会及び裁判官弾劾裁判所の歳出予算要求について、便宜、事務総長の説明を求めます。

    ―――――――――――――

 令和七年度裁判官訴追委員会予定経費要求書(案)

 令和七年度裁判官弾劾裁判所予定経費要求書(案)

    〔本号末尾に掲載〕

    ―――――――――――――

築山事務総長 まず、令和七年度における裁判官訴追委員会歳出予算の要求について御説明申し上げます。

 令和七年度の裁判官訴追委員会予定経費要求額は一億四千九十一万円余でございまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、五百二十一万円余の増額となっております。

 この要求額は、裁判官訴追委員会における事務局職員の給与に関する経費、訴追事案の審査に要する旅費及びその他の事務費でございます。

 以上、令和七年度裁判官訴追委員会歳出予算の概要を御説明申し上げました。

 よろしく御審議のほどをお願い申し上げます。

 次に、令和七年度における裁判官弾劾裁判所歳出予算の要求について御説明申し上げます。

 令和七年度の裁判官弾劾裁判所予定経費要求額は一億二千三十八万円余でございまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、九百五十八万円余の増額となっております。

 この要求額は、裁判官弾劾裁判所における事務局職員の給与に関する経費及び事務処理費並びに裁判官弾劾法に基づく裁判官の弾劾裁判に直接必要な旅費及び庁費でございます。

 以上、令和七年度裁判官弾劾裁判所歳出予算の概要を御説明申し上げました。

 よろしく御審議のほどをお願い申し上げます。

浜田委員長 それでは、令和七年度裁判官訴追委員会及び裁判官弾劾裁判所の歳出予算要求につきましては、事務総長から説明のありましたとおり決定し、裁判官弾劾法第四条の二の規定により勧告は付さないで議長に送付するに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

浜田委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。

 本日は、これにて散会いたします。

    午後一時八分散会


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