衆議院

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第8号 令和7年12月11日(木曜日)

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令和七年十二月十一日(木曜日)

    午後四時三十分開議

 出席委員

   委員長 浜田 靖一君

   理事 村井 英樹君 理事 田野瀬太道君

   理事 宮内 秀樹君 理事 宮路 拓馬君

   理事 吉川  元君 理事 坂本祐之輔君

   理事 石川 香織君 理事 金村 龍那君

   理事 西岡 秀子君

      神田 潤一君    小寺 裕雄君

      塩崎 彰久君    中曽根康隆君

      西田 昭二君    古川  康君

      伊藤 俊輔君   佐々木ナオミ君

      中谷 一馬君   長友よしひろ君

      奥下 剛光君    向山 好一君

      輿水 恵一君    山川  仁君

      堀川あきこ君

    …………………………………

   議長           額賀福志郎君

   副議長          玄葉光一郎君

   事務総長         築山 信彦君

    ―――――――――――――

委員の異動

十二月十一日

 辞任         補欠選任

  塩川 鉄也君     堀川あきこ君

同日

 辞任         補欠選任

  堀川あきこ君     塩川 鉄也君

    ―――――――――――――

本日の会議に付した案件

 国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部を改正する法律案起草の件

 国会議員の秘書の給与等に関する法律の一部を改正する法律案起草の件

 国会議員の秘書の給与の支給等に関する規程の一部改正の件

 国会職員の給与等に関する規程及び特定任期付職員の給与の特例に関する規程の一部改正の件

 本日の本会議の議事等に関する件


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     ――――◇―――――

浜田委員長 これより会議を開きます。

 まず、本日予算委員会の審査を終了した令和七年度一般会計補正予算(第1号)及び令和七年度特別会計補正予算(特第1号)について、委員長から緊急上程の申出があります。

 両案は、本日の本会議において緊急上程するに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

浜田委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。

    ―――――――――――――

浜田委員長 次に、ただいま緊急上程するに決しました補正予算二案に対し、自由民主党・無所属の会の古川康君、立憲民主党・無所属の野間健君、国民民主党・無所属クラブの田中健君、公明党の中野洋昌君、れいわ新選組の八幡愛君、日本共産党の田村貴昭君から、それぞれ討論の通告があります。

 討論時間は、古川康君、野間健君、田中健君は各々十分以内、中野洋昌君は七分以内、八幡愛君、田村貴昭君は各々五分以内とするに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

浜田委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。

    ―――――――――――――

浜田委員長 次に、本日内閣委員会の審査を終了した一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案、特別職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案、総務委員会の審査を終了した地方交付税法及び特別会計に関する法律の一部を改正する法律案、法務委員会の審査を終了した裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案、検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案、安全保障委員会の審査を終了した防衛省の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案の各法律案について、それぞれ委員長から緊急上程の申出があります。

 各法律案は、本日の本会議において緊急上程するに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

浜田委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。

    ―――――――――――――

浜田委員長 次に、国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部改正の件、国会議員の秘書の給与等に関する法律の一部改正の件、国会議員の秘書の給与の支給等に関する規程の一部改正の件、国会職員の給与等に関する規程及び特定任期付職員の給与の特例に関する規程の一部改正の件についてでありますが、順次事務総長の説明を求めます。

築山事務総長 国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部改正の件等四件につきまして御説明申し上げます。

 まず、国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部改正の件は、各議院の議長、副議長及び議員の期末手当の支給割合について、直近の参議院議員の任期満了月又は衆議院の解散月の末日までの間、現行の水準に据え置く措置を講じようとするものであります。

 次に、国会議員の秘書の給与等に関する法律の一部改正の件は、人事院勧告に基づく一般職の国家公務員の給与改定に伴い、国会議員の秘書の給料月額及び勤勉手当の支給割合の改定を行うとともに、業務調整手当を新設しようとするものであります。

 次に、国会議員の秘書の給与の支給等に関する規程の一部改正の件は、秘書給与法の改正に伴い、所要の規定を整理するものであります。

 次に、国会職員の給与等に関する規程及び特定任期付職員の給与の特例に関する規程の一部改正の件は、政府職員の給与改定に準じて、国会職員の給料月額の改定等、所要の改正を行おうとするものであります。

 よろしく御承認のほどお願い申し上げます。

    ―――――――――――――

 国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部を改正する法律案

 国会議員の秘書の給与等に関する法律の一部を改正する法律案

 国会議員の秘書の給与の支給等に関する規程の一部を改正する規程案

 国会職員の給与等に関する規程及び特定任期付職員の給与の特例に関する規程の一部を改正する規程案

    〔本号末尾に掲載〕

    ―――――――――――――

浜田委員長 この際、発言を求められておりますので、順次これを許します。西岡秀子君。

西岡(秀)委員 発言をさせていただきます。

 国会議員の歳費等に係る法律案につきましては、議院運営委員会において提示された最終案の骨子の内容とは異なる法律案が提出されたことについて、議運における手続上問題があったことを指摘した上で、今後、本改正案についても時限的なものであり、国会法の改正、月額と期末手当が別のスキーム等で規定されていることも含めて、抜本的な制度の見直しが必要であるということを意見として申し述べさせていただきます。

 以上です。

浜田委員長 山川仁君。

山川委員 それでは、秘書給与法並びに給与規程及び国会職員給与規程について申し上げたいと思います。

 この給与規程及び給与法に関しましては、人事院勧告を踏まえた、国家公務員一般職、裁判官、検察官、そして防衛省の職員給与法と同様に賃上げを行うということです。

 れいわ新選組は、例年同様、指摘させていただいているとおり、現在の人事院勧告制度は、現在の物価上昇を上回る賃上げを実現できる仕組みにはなっておりません。そのため、今回の平均月給引上げ幅や改定率は数十年ぶりの高水準となっているものの不十分だと考えております。もっと上げるべきではないでしょうか。

 また、人事院勧告に関しましては法的拘束力もありませんので、人事院勧告を上回る給与の引上げ等も可能でありますし、そういうふうな状況には今なっておりません。

 れいわ新選組として、公務員のストライキ権の復活等を基本政策として掲げておりますけれども、人事院勧告制度の抜本的な改革とともに、公務員の労働基本権の回復が必要と考えております。そうした取組が立法府において進んでいるとは、現時点では言えません。

 そして、官製ワーキングプアと言われている非正規公務員の処遇改善、同一労働同一賃金の実現等も掲げておりますが、今回の人事院勧告、そして給与規程改正案には、非常勤職員の労働条件に対する新たな措置等が一切ないなど、非常勤や非正規公務員の処遇改善のための取組が不十分だと考えております。

 以上のことから、人事院勧告に基づいた改正である今回の給与法と給与規程は、昨年同様に反対を意思表明したいと思います。

 以上です。

浜田委員長 それでは、まず、国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部改正の件につきましては、お手元に配付の案を委員会の成案と決定し、これを委員会提出の法律案とするに賛成の諸君の挙手を求めます。

    〔賛成者挙手〕

浜田委員長 挙手多数。よって、そのように決定いたしました。

 次に、国会議員の秘書の給与等に関する法律の一部改正の件につきましては、お手元に配付の案を委員会の成案と決定し、これを委員会提出の法律案とするに賛成の諸君の挙手を求めます。

    〔賛成者挙手〕

浜田委員長 挙手多数。よって、そのように決定いたしました。

 次に、国会議員の秘書の給与の支給等に関する規程の一部改正の件につきましては、お手元に配付の案のとおり決定すべきものと議長に答申するに賛成の諸君の挙手を求めます。

    〔賛成者挙手〕

浜田委員長 挙手多数。よって、そのように決定いたしました。

 次に、国会職員の給与等に関する規程及び特定任期付職員の給与の特例に関する規程の一部改正の件につきましては、お手元に配付の案のとおり決定すべきものと議長に答申するに賛成の諸君の挙手を求めます。

    〔賛成者挙手〕

浜田委員長 挙手多数。よって、そのように決定いたしました。

    ―――――――――――――

浜田委員長 次に、ただいま本委員会提出とするに決定いたしました国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部を改正する法律案、国会議員の秘書の給与等に関する法律の一部を改正する法律案の両法律案は、本日の本会議において緊急上程するに賛成の諸君の挙手を求めます。

    〔賛成者挙手〕

浜田委員長 挙手多数。よって、そのように決定いたしました。

    ―――――――――――――

浜田委員長 次に、本日の本会議の議事の順序について、事務総長の説明を求めます。

築山事務総長 まず、動議により、補正予算二案を緊急上程いたしまして、枝野予算委員長の報告がございます。次いで両案に対しまして、六人の方々からそれぞれ討論が行われますが、順序はお手元の委員会案件に記載のとおりでございます。次いで両案を一括して採決いたしまして、立憲民主党・無所属、れいわ新選組、日本共産党、有志の会、参政党及び無所属の島田洋一議員が反対でございます。

 次に、動議により、内閣委員会の二法律案を緊急上程いたしまして、山下内閣委員長の報告がございます。採決は二回になります。一回目は一般職職員給与法等改正案で、れいわ新選組が反対でございます。二回目は特別職職員給与法等改正案で、れいわ新選組及び日本共産党が反対でございます。

 次に、動議により、総務委員会の法律案を緊急上程いたします。佐藤総務委員長の報告がございまして、れいわ新選組が反対でございます。

 次に、動議により、法務委員会の二法律案を緊急上程いたしまして、階法務委員長の報告がございます。採決は二回になります。一回目は裁判官報酬法改正案で、れいわ新選組及び無所属の島田洋一議員が反対でございます。二回目は検察官俸給法改正案で、れいわ新選組が反対でございます。

 次に、動議により、安全保障委員会の法律案を緊急上程いたします。前原安全保障委員長の報告がございまして、れいわ新選組が反対でございます。

 次に、動議により、ただいま御決定いただきました国会議員歳費法改正案及び国会議員秘書給与法改正案の両案を緊急上程いたしまして、浜田議院運営委員長の趣旨弁明がございます。両案を一括して採決いたしまして、れいわ新選組が反対でございます。

 本日の議事は、以上でございます。

    ―――――――――――――

 一、緊急上程申出議案

   予算委員会 委員長 枝野 幸男君

  令和七年度一般会計補正予算(第1号)

  令和七年度特別会計補正予算(特第1号)

  反対 立憲、れ新、共産、有志、参政、島田洋一君(無)

   討論通告

      反 対    野間  健君(立憲)

      賛 成    古川  康君(自民)

      反 対    八幡  愛君(れ新)

      賛 成    田中  健君(国民)

      反 対    田村 貴昭君(共産)

      賛 成    中野 洋昌君(公明)

   内閣委員会 委員長 山下 貴司君

  一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案(内閣提出)

                 反対 れ新

  特別職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案(内閣提出)

              反対 れ新、共産

   総務委員会 委員長 佐藤 英道君

  地方交付税法及び特別会計に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出)

                 反対 れ新

   法務委員会 委員長 階   猛君

  裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出)

         反対 れ新、島田洋一君(無)

  検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出)

                 反対 れ新

   安全保障委員会 委員長 前原 誠司君

  防衛省の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出)

                 反対 れ新

    ―――――――――――――

浜田委員長 それでは、本日の本会議は、午後四時五十分予鈴、午後五時から開会いたします。

    ―――――――――――――

浜田委員長 次に、次回の本会議及び委員会は、追って公報をもってお知らせいたします。

 本日は、これにて散会いたします。

    午後四時四十分散会


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