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第4号 令和7年4月15日(火曜日)

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令和七年四月十五日(火曜日)

    午後二時二十三分開議

 出席委員

   委員長 浦野 靖人君

   理事 勝俣 孝明君 理事 中野 英幸君

   理事 松島みどり君 理事 青山 大人君

   理事 大西 健介君 理事 尾辻かな子君

   理事 伊東 信久君 理事 丹野みどり君

      今枝宗一郎君    大空 幸星君

      加藤 鮎子君    小池 正昭君

      高木  啓君    武村 展英君

      永岡 桂子君    中西 健治君

      野田 聖子君    福原 淳嗣君

      三反園 訓君    若山 慎司君

      石川 香織君   大河原まさこ君

      大島  敦君   おおつき紅葉君

      橋本 慧悟君    松田  功君

      山田 勝彦君    山井 和則君

      梅村  聡君    西岡 義高君

      角田 秀穂君    沼崎 満子君

      たがや 亮君    本村 伸子君

    …………………………………

   国務大臣

   (消費者及び食品安全担当)            伊東 良孝君

   内閣府副大臣       鳩山 二郎君

   内閣府大臣政務官     今井絵理子君

   衆議院調査局第一特別調査室長           松本 邦義君

    ―――――――――――――

委員の異動

四月十五日

 辞任         補欠選任

  上野賢一郎君     大空 幸星君

  井坂 信彦君     橋本 慧悟君

同日

 辞任         補欠選任

  大空 幸星君     上野賢一郎君

  橋本 慧悟君     井坂 信彦君

    ―――――――――――――

四月十五日

 公益通報者保護法の一部を改正する法律案(内閣提出第三二号)

は本委員会に付託された。

    ―――――――――――――

本日の会議に付した案件

 参考人出頭要求に関する件

 公益通報者保護法の一部を改正する法律案(内閣提出第三二号)


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     ――――◇―――――

浦野委員長 これより会議を開きます。

 ただいま付託になりました内閣提出、公益通報者保護法の一部を改正する法律案を議題といたします。

 趣旨の説明を聴取いたします。伊東国務大臣。

    ―――――――――――――

 公益通報者保護法の一部を改正する法律案

    〔本号末尾に掲載〕

    ―――――――――――――

伊東国務大臣 ただいま議題となりました公益通報者保護法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び概要を御説明申し上げます。

 公益通報者保護法の令和二年改正後においても、国民の生命、身体、財産その他の利益の保護に関わる法令に違反する事実等が発生しており、公益通報に適切に対応するための事業者の体制整備の不徹底と実効性の課題が認められます。また、国際的な潮流として、公益通報者の保護の強化が進んでいます。

 こうした状況を踏まえ、事業者における法令の規定の遵守を図る観点から、事業者の体制整備の徹底と実効性の向上、公益通報者の範囲拡大、公益通報を阻害する要因への対処、及び公益通報を理由とする不利益な取扱いの抑止、救済の強化を図る必要があるため、この法律案を提出した次第です。

 次に、この法律案の内容につきまして、その概要を御説明申し上げます。

 第一に、従事者指定義務に違反する事業者に対して、勧告に従わない場合の命令権及び命令違反時の罰則を定めるとともに、事業者に対する立入検査権限等を定めることとしています。また、労働者等に対する事業者の公益通報対応体制の周知義務を明示することとしています。

 第二に、働き方の多様化を踏まえ、公益通報者の範囲に、事業者と業務委託関係にある特定受託業者に係る特定受託業務従事者を追加し、公益通報をしたことを理由とする業務委託契約の解除その他不利益な取扱いを禁止することとしています。

 第三に、事業者が、労働者に対して、公益通報をしない旨の合意をすることを求めること等によって公益通報を妨げる行為をすることを禁止するとともに、これに違反してされた合意等の法律行為を無効とすることとしています。また、事業者が、公益通報者を特定することを目的とする行為をすることを禁止することとしています。

 第四に、公益通報後一年以内にされた解雇又は懲戒について、公益通報を理由としてされたことに係る立証責任を事業者に転換するとともに、公益通報をしたことを理由として解雇又は懲戒をした者に対し、罰則を定めることとしています。

 なお、一部の附則規定を除き、公布の日から起算して一年六月を超えない範囲内において政令で定める日から施行することとしています。

 以上が、この法律案の提案理由及び概要でございます。

 何とぞ、御審議の上、速やかに御賛同いただきますようお願いを申し上げます。

 済みません、再度ちょっと訂正をさせていただきます。今日は三回目ですね。

 三ページの第二にというところでありますが、働き方の多様化を踏まえ、公益通報者の範囲に、事業者と業務委託関係にある特定受託事業者、これを業者と読んでいたものでありますから、事業者に係る特定受託業務従事者ということでありますので、先ほどの事業者を業者と読んだ点につきまして修正をさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。

浦野委員長 これにて趣旨の説明は終わりました。

    ―――――――――――――

浦野委員長 この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。

 本案審査のため、来る二十二日火曜日、参考人の出席を求め、意見を聴取することとし、その人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

浦野委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。

 次回は、来る十七日木曜日午前八時五十分理事会、午前九時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。

    午後二時二十九分散会


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