令和7年度一般会計予算委員会修正要旨
1 いわゆる高校無償化
令和8年度予算編成において成案を得て実現するまでの先行措置として、全世帯を対象とする支援金の支給に係る収入要件の事実上の撤廃等を行うこととし、歳出について、1,064億円を修正増加すること。
2 高額療養費制度
高額療養費制度における患者の自己負担額の上限引上げについて、多数回該当者の自己負担額の見直しはせず、据え置くこととし、歳出について、55億円を修正増加すること。
3 所得税
所得税の基礎控除の特例を創設することとし、歳入について、6,210億円を修正減少すること。
4 地方交付税交付金
所得税収の減収により法定率分が減少することに伴い、歳出について、2,056億円を修正減少すること。
5 税外収入
独立行政法人からの納付金及び基金からの返納金等を追加で確保することとし、歳入について、2,793億円を修正増加すること。
6 予備費
予備費を減額することとし、歳出について、2,500億円を修正減少すること。
7 公債金
1から6までの歳入及び歳出の修正の結果として、公債金を減額することとし、歳入について、19億円を修正減少すること。
8 本予算の総額
これらの結果、本予算の歳入及び歳出の総額について、3,437億円を修正減少することとなり、本予算の規模は、115兆1,978億円となる。