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   日本放送協会平成28年度財産目録、貸借対照表、損益計算書、資本等変動計算書及びキャッシュ・フロー計算書の概要

 

 本件は、日本放送協会の平成28年度決算であって、放送法第74条第3項の規定に基づき、会計検査院の検査を経て国会に提出されたもので、その主な内容は次のとおりである。

1 財産目録及び貸借対照表

  協会全体では、資産総額1兆847億3,523万4千円、負債総額3,685億3,978万4千円、純資産総額7,161億9,545万円である。

なお、各勘定の状況は次のとおりである。

一般勘定は、資産総額1兆915億2,649万9千円、負債総額3,680億84万5千円、純資産総額7,235億2,565万3千円である。

  放送番組等有料配信業務勘定は、資産総額2億6,868万1千円、負債総額75億9,888万4千円、純資産総額△73億3,020万2千円である。

  受託業務等勘定は、資産総額4,513万2千円、負債総額4,513万2千円である。

2 損益計算書

協会全体では、経常事業収入7,045億4,808万3千円、経常事業支出6,910億2,134万7千円、経常事業収支差金135億2,673万6千円である。この経常事業収支差金に経常事業外収支差金等を加え又は差し引いた当期事業収支差金は282億3,599万5千円である。

なお、各勘定の状況は次のとおりである。

一般勘定は、経常事業収入7,019億5,345万2千円、経常事業支出6,885億7,821万5千円、経常事業収支差金133億7,523万6千円である。この経常事業収支差金に経常事業外収支差金等を加え又は差し引いた当期事業収支差金は280億8,402万8千円であり、そのうち80億3,910万円は建設積立金に繰り入れ、200億4,492万8千円は事業収支剰余金となり、翌年度以降の財政安定のための財源として繰り越している。

  放送番組等有料配信業務勘定は、経常事業収入22億774万5千円、経常事業支出20億5,624万5千円、経常事業収支差金1億5,149万9千円である。この経常事業収支差金に経常事業外収支差金を加えた経常収支差金と同額の当期事業収支差金1億5,196万6千円によって、欠損金が同額減少している。

  受託業務等勘定は、経常事業収入21億3,342万9千円、経常事業支出17億5,719万8千円、経常事業収支差金3億7,623万円である。当期事業収支差金は、この経常事業収支差金と同額であり、これを一般勘定へ繰り入れている。

3 キャッシュ・フロー計算書

  事業活動によるキャッシュ・フローは1,123億7,973万1千円、投資活動によるキャッシュ・フローは△1,595億6,251万1千円、財務活動によるキャッシュ・フローは△10億367万2千円である。現金及び現金同等物の年度末残高は、481億8,645万2千円減少し、428億7,790万5千円である。

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