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平成十三年三月一日提出
質問第三六号

尖閣諸島魚釣島の野生化ヤギ問題に関する質問主意書

提出者  川内博史




尖閣諸島魚釣島の野生化ヤギ問題に関する質問主意書


 尖閣諸島魚釣島において、その領有権を主張する日本の民間政治団体が、一九七八年に故意に放逐したヤギが増殖し、現在では数百頭にも及ぶまでに増加している。その影響は、植物の喪失による陸上生態系の崩壊から、さらには流出した土砂による付近近海の汚染にまで及ぶものであり、今後、現在の状況が続けば、尖閣諸島の貴重な自然は著しく破壊され、島に生息する動植物は遠からず絶滅を免れないと考えられ、その対策は緊急を要するところである。
 従って、次の事項について質問する。

一 魚釣島におけるヤギの異常増殖により、生態系が破壊され、あるいは大量の土砂流出が起きているということを政府は把握しているのか。
二 右の事実を認識していれば、東京都が一九九七年から小笠原諸島で行っている、ヤギの大がかりな除去事業のように、魚釣島においても、生態系を守るために、ヤギの除去を実施すべきと考えるが、これに対する見解を明らかにせよ。
三 尖閣諸島は、我が国固有の領土であるが、その実効的な支配を担保するためにも、本件については前向きな取組みを要すると考えるが、これに対する見解を明らかにせよ。

 右質問する。



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