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平成十三年三月十九日提出
質問第四八号

京都議定書への米国の態度急変に関する質問主意書

提出者  原   陽  子




京都議定書への米国の態度急変に関する質問主意書


 三月十三日に、米国のブッシュ大統領がヘーゲル上院議員などに宛て、発電所からの二酸化炭素排出を規制しないという書簡を出し、各国政府や国連機関、環境保護団体などから批判があがっているという報道があった。ブッシュ大統領は、選挙戦では、発電所からの二酸化炭素を汚染物質として規制すると公約していたが、それを翻し、しかも、その書簡の中で、京都議定書に反対だと明言した。日本は、一九九七年の気候変動枠組条約第三回締約国会議の議長国として多大なる責務を担って京都議定書を作ったはずである。よって以下、質問する。

一 ブッシュ大統領のこの見解について、事実確認をしたか。その事実確認に対して、ブッシュ政権としては、どのように考えていると回答があったか。
二 米国の見解に対して、日本が米国政府に対して送った公式見解はどのようなものか。またその見解は環境大臣が表明したのか、それとも森喜朗首相が表明したのか。
三 この件に関して他国の反応はどうか。間接的に集めた情報と、日本政府が受け取った情報にはどのようなものがあるか。
四 この件に関して、他の国から日本政府に対してどのような要請や働きかけがきたか。
五 今回三月十九日の森首相の日米会談で、京都会議議長国の立場で、どのような要請を米国に対して行ったか。

 右質問する。




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