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平成十八年三月三十一日提出質問第一九六号
裏金組織「ルーブル委員会」についての外務省ロシア課長の認識に関する質問主意書
提出者 鈴木宗男
裏金組織「ルーブル委員会」についての外務省ロシア課長の認識に関する質問主意書
一 平成十八年三月中旬、松田邦紀外務省欧州局ロシア課長(以下、「松田課長」という。)が民放記者との懇談の席で、「『ルーブル委員会』に関する鈴木宗男の質問はどうやら切り抜けることができた。鈴木もそろそろ種切れで、この問題でもう追及されることはないであろう。」との趣旨の発言をしたという事実があるか。
二 一の「松田課長」の発言は外務省の公式見解を反映したものか。
三 平成十八年三月中旬、「松田課長」が霞クラブに所属する新聞記者との懇談の席で、「闇ルーブルはみんなやっていたことなのに、私だけが攻撃されるのは不当だ。幸い私は外務省内では評判が良く、幹部も守ることを決めているので、七月のサンクトペテルブルグサミットまではロシア課長にとどまることになった。」との趣旨の発言をしたという事実があるか。
四 三の「松田課長」の発言は外務省の公式見解を反映したものか。
五 平成十八年三月下旬、「松田課長」が報道機関幹部との懇談の席上、「外務省としてもモスクワの裏金追及に関する鈴木宗男からの攻撃からは逃げ切ることができると判断している。」との趣旨の発言をしたという事実があるか。
六 五の「松田課長」の発言は外務省の公式見解を反映したものか。
七 「松田課長」が在ソヴィエト連邦日本大使館に二等書記官として勤務していた時期に、私的に用いる闇ルーブルを小西正樹総括参事官より複数回購入していたという事実があるか。
八 小西正樹総括参事官の在任中に闇ルーブルの管理を総務担当書記官に移管したという事実があるか。
九 「松田課長」がロシア課長に就任した後提出した国家公務員倫理法に基づく贈与等報告書は何件か。
右質問する。