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平成二十年二月二十八日提出
質問第一二二号

道路の中期計画に関する質問主意書

提出者  江田憲司




道路の中期計画に関する質問主意書


一 今回の中期計画では、十年間で五十九兆円の事業量が計画されているが、これに見合う、統計数値の利用できる直近の十年間で、道路整備の事業量(実績)は何兆円か。
二 一の事業量(実績)に要した財源の内訳を、「道路特定財源」「地方自治体の一般財源」「国費(道路特定財源を除く。)」「国債」「地方債」「その他」に分けて、それぞれの具体的金額を明示されたい。「その他」がある場合は、その具体的な財源名を特記されたい。
三 今回の中期計画では、二の財源に見合う財源構成をどう積算しているのか。二の財源の内訳毎に具体的金額を示されたい。
四 政府が今年一月に衆参予算委員会に提出した資料では、以下の項目が特掲されている。
 それぞれについて、(1)直近十年間の事業量(実績)と今回の中期計画における事業量、(2)それぞれの項目に特記されたベンチマークに係る数量、を明示されたい。
 @ 開かずの踏切対策 直近十年間の開かずの踏切除却数、中期計画の開かずの踏切除却予定数。
 A 学童の通学路の整備 直近十年間の整備キロ数、中期計画の整備予定キロ数。
 B 救急病院に行く生活道路の整備 直近十年間の整備キロ数、中期計画の整備予定キロ数。
 C バリアーフリーの整備 直近十年間の整備キロ数・駅前広場の箇所数、中期計画の整備予定キロ数・駅前広場の予定箇所数。
 D 無電柱化 直近十年間の無電柱化キロ数、中期計画の無電柱化予定キロ数。
 E 深刻な渋滞対策 直近十年間の信号交差点等の対策箇所数・渋滞損失時間削減、中期計画の信号交差点等の対策予定箇所数・渋滞損失時間削減予定。
 F 道路の維持や除雪、古い橋の修繕 直近十年間の対策区間・キロ数、中期計画の対策予定区間・予定キロ数。
五 いわゆる「生活道路」(地域高規格道路やバイパス等の「生活幹線道路」を除く。)は、「道路特定財源」ではなく、地方の一般財源(公債を含む。)で整備されてきたと理解して良いか。また今後も原則、地方の一般財源で整備されていくと考えて良いか。
六 今回の中期計画の策定にあたって、政府直轄事業を除き、法律上、一義的に道路の採算性を判断して着工するか否かを決める道路会社が、どのような主体的役割を果たしたのか。関与していないなら、その理由は何か。

 右質問する。



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