質問本文情報
平成二十年三月二十七日提出質問第二三〇号
年金記録問題についての「早期に解決をし、最後の一人までチェックして正しい年金をきちんとお支払いをします」という公約に関する質問主意書
提出者 山井和則
年金記録問題についての「早期に解決をし、最後の一人までチェックして正しい年金をきちんとお支払いをします」という公約に関する質問主意書
一 昨年七月五日、当時の安倍総理は、年金業務刷新に関する政府・与党連絡協議会で、「この問題(=年金の記録問題)につきましては私の内閣の責任において必ず早期に解決をし、最後の一人までチェックして正しい年金をきちんとお支払いをします」と述べた。また舛添厚生労働大臣も昨年八月二十八日の記者会見で「私も年金選挙でしたから、各地で街頭演説をやる時に最後の一人最後の一円まで頑張ってやるということを公約として申し上げました」と述べている。
1 年金記録問題を「解決」するとは、どのような意味か。
2 名寄せが終わったら「解決」したことになるのか。
3 ねんきん特別便を送付したら「解決」したことになるのか。
4 年金記録の持ち主が特定されたら「解決」したことになるのか。
5 「早期に解決」の「早期」とは、いつまでに「解決」するということなのか。
二 舛添厚生労働大臣は本年三月二十六日、衆議院厚生労働委員会で「今私の責任は、(年金記録の)解明をしていく」ことだと答弁している。
1 年金記録を「解明」するとは、どのような意味か。
2 名寄せが終わったら「解明」したことになるのか。
3 ねんきん特別便を送付したら「解明」したことになるのか。
4 年金記録の持ち主が特定されたら「解明」したことになるのか。
5 宙に浮いた年金五〇九五万件中「解明」したのは何件か。
三 結局、宙に浮いた年金五〇九五万件中「解決」したのは何件か。未「解決」なのは何件なのか。
右質問する。