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平成二十年六月十六日提出質問第五三九号
Ｇ８各政策担当大臣会合に係る予算額等に関する質問主意書
提出者 鈴木宗男
Ｇ８各政策担当大臣会合に係る予算額等に関する質問主意書
一 本年七月七日から始まる北海道洞爺湖首脳国会議に先立ち、新潟市で行われたＧ８労働相会合や神戸市での環境相会合、青森市でのエネルギー担当相会合、大阪市での財務相会合等、各政策担当大臣の会合（以下、「会合」という。）等が行われているが、全ての「会合」日程を明らかにされたい。
二 同年五月二十日の政府答弁書（内閣衆質一六九第三七二号、以下、「政府答弁書」という。）によると、「会合」のうち本年五月十一日から行われた労働相会合（以下、「労働相会合」という。）では、カナダからシャレット人的資源・社会開発省次官、フランスからド・ロビアン社会連帯担当大使、ドイツからヴァッサーヘーヴェル連邦労働社会省次官、イタリアからガバイヨ労働社会保障大臣顧問、ロシアからサフォノフ保健社会発展省次官、英国からティムズ雇用・福祉改革担当閣外大臣、米国からラッズリー労働副長官が参加し、また、インドネシアからスパルノ労働・移住大臣、タイからウライワン労働大臣が一部の議論に参加したとのことである。また「労働相会合」では、「溌溂とした持続可能な社会の実現に向けたベストバランスを求めて」を主議題として、また「長寿化と調和したバランスよい人生の実現」、「労働弱者・地域間格差に対する政策的寄与」及び「持続可能なグローバル社会への課題とＧ８の貢献」を副議題として議論が行われ、これらの課題に対応するため、労働市場政策及び雇用政策の協調を図っていくことで合意が得られ、実質的な成果があったとのことであるが、「労働相会合」を除く他の「会合」におけるそれぞれの出席者及び議題を明らかにするとともに、それぞれにおいて実質的にどの様な成果が得られたか、政府の認識を示されたい。
三 「政府答弁書」によると、「労働相会合」には平成二十年度予算に約一億九百万円が計上されたとのことであるが、「労働相会合」を除く他の「会合」のそれぞれの予算計上額並びに「労働相会合」のものを含む「会合」の予算項目、担当省庁を明らかにされたい。
四 我が国が「会合」を主催するに当たり、「会合」出席者の宿泊先または移動に用いるタクシー・ハイヤー等につき、政府はいずれかの企業と随意契約を結んでいるか。結んでいるのなら、その契約先並びに契約額を全て明らかにされたい。
五 「会合」において得られたとする成果を鑑みる時、三の「会合」それぞれの予算額は適正なものであったか。政府の認識如何。
右質問する。