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平成二十年十月十日提出
質問第一一〇号

現下の我が国の経済状況に対する政府の認識に関する再質問主意書

提出者  鈴木宗男




現下の我が国の経済状況に対する政府の認識に関する再質問主意書


 「前回答弁書」(内閣衆質一七〇第二号)を踏まえ、再質問する。

一 「前回答弁書」で、物価上昇と景気後退が同時に進行している現下の我が国経済はスタグフレーションの局面に入ったのではないかとの問いに対して「我が国の景気は、このところ弱含んでいるなか、消費者物価は石油製品や食料品等の価格上昇により、前年同月比で上昇しているが、基調としては緩やかな上昇にとどまっており、現在は第一次石油危機で経験したような著しい物価上昇には至っておらず、一般にスタグフレーションの状況にあったと考えられている当時とは状況が異なっていると認識している。」と、現下の我が国経済はスタグフレーションの状況にはない旨の答弁がなされている。本年十月十日の時点で日経平均株価は八千円台を切る直前まで下落し、我が国経済は不況の様相を一層強め、同時に食料品等の日用品は、第一次石油危機当時ほどではないにせよ、上昇の一途を辿っており、今後スタグフレーションの局面に入る可能性は決して排除できないと考えるが、政府として十分な警戒をし、注意を払っているか。
二 本年八月二十九日に決定された「安心実現のための緊急総合対策」は、真に現下の我が国経済を立ち直らせるに足るものか。
三 危機的状況にある我が国経済を立ち直らせるため、財政出動も辞さない、小手先ではない積極的な景気対策を政府は行うべきであると考えるが、麻生太郎内閣総理大臣の見解如何。

 右質問する。



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