衆議院

メインへスキップ



質問本文情報

経過へ | 質問本文(PDF)へ | 答弁本文(HTML)へ | 答弁本文(PDF)へ
平成二十一年十二月二日提出
質問第一四八号

経済産業省要求予算のうち、事業仕分け対象となった事業に関する質問主意書

提出者  高市早苗




経済産業省要求予算のうち、事業仕分け対象となった事業に関する質問主意書


 経済産業大臣は、衆議院経済産業委員会での「第百七十三回国会における直嶋経済産業大臣挨拶」の中で、「来年度概算要求の見直しなど、副大臣、政務官とともに、政務三役が中心となって取り組んできておりますが、今後、税制改正や来年度予算編成などにおいても、国民目線に立って、無駄や非効率を排除するとともに、我が国の経済社会の将来の発展に向けた施策を重点的に推進してまいります」として、平成二十二年度予算概算要求、税制改正、予算編成について、政務三役が経済産業省内でリーダーシップを発揮しておられる旨を表明されている。
 予算要求など「経済産業省が表明する意思」については、その意思決定過程においては政務三役が「権限」を持つと同時に、外部への「説明責任」も負っておられることと理解している。
 右の点を踏まえ、次の事項について質問する。

一 平成二十二年度予算概算要求にあたって経済産業省が要求した予算のうち、行政刷新会議による事業仕分けの対象となった事業につき、事業名ごとに、それぞれ次の項目について、回答されたい。
 @ 当該事業の事業仕分けの評決結果
 A 当該事業の評決結果について、「評価者」(仕分け人)がその評決結果にいたった主な理由・意見
 B 当該事業に関する事業仕分け当日、「説明者」となっていた国家公務員の所属部署名と官職名
 C 当該事業の「必要性」について、事業仕分け当日に「説明者」が行った説明の概要
 D 当該事業に関する事業仕分け当日、「評価者」(仕分け人)となっていた副大臣、もしくは政務官の名前
 E 当該事業に関して、事業仕分け当日に「評価者」(仕分け人)となっていた副大臣、もしくは政務官の発言内容
 F 概算要求時点で、当該事業について、大臣が「予算要求をするべき必要な事業だ」と判断した理由
 G 概算要求時点で、当該事業について、大臣が「要求した規模の予算額が必要だ」と判断した理由
二 平成二十二年度予算編成に向けての対応方針について
 @ 経済産業大臣は、行政刷新会議による事業仕分けの評決結果は、平成二十二年度予算編成において、最大限、尊重されるべきだと考えるか。その理由は何か。
 A 経済産業大臣には、事業仕分けの評決結果について、納得がいかない部分があるか。あるとしたら、その事業名は具体的に何か。どのように納得できないのか。
 B 前問に関して、仮に、経済産業大臣が事業仕分けの評決結果について全て納得できるとするならば、概算要求時点での自らの判断が誤っていたと思うか。つまり、「無駄な予算を要求してしまった」ことを認めるのか。
 C 事業仕分けで「予算計上の見送り」「予算要求の縮減」「見直しを行う」などと評決された事業のうち、予算編成に向けて、経済産業省が要求通りの予算獲得を目指して、行政刷新会議や財務省等と交渉を行おうと考えているものはあるか。あるとしたら、その事業名は何か。
 D 前問に関して、仮に予算復活の交渉を行うとしたら、それは、誰を交渉相手とするのか。
 E 問Cに関して、仮に予算復活の交渉を行うとしたら、経済産業省側の交渉者は大臣なのか。もしも、概算要求の責任者である大臣が交渉者にならないとしたら、その理由は何か。

 右質問する。



経過へ | 質問本文(PDF)へ | 答弁本文(HTML)へ | 答弁本文(PDF)へ
衆議院
〒100-0014 東京都千代田区永田町1-7-1
電話(代表)03-3581-5111
案内図

Copyright © Shugiin All Rights Reserved.