質問本文情報
平成二十二年一月十八日提出質問第六号
米軍三沢基地の再編に関する質問主意書
提出者 木村太郎
米軍三沢基地の再編に関する質問主意書
政府与党で作る沖縄基地問題検討委員会に提示する国民新党の普天間飛行場移転候補地案をまとめるための一環として、国民新党の下地幹郎衆議院議員が去る一月十三日、三沢基地を視察した。その際、取材に答えた中で、三沢基地に現在駐留しているF16戦闘機の二飛行隊のうち、一飛行隊を米国に戻し、米軍嘉手納基地からF15戦闘機の一部隊を三沢基地に入れるというのが、アメリカ側の基本的な考え方と明らかにした。
従って、次の事項について質問する。
二 米軍三沢基地における機数が増え、三沢地域の負担が増加することはないのか。
三 仮に三沢基地の再編があれば、その結論が出てからではなく、米政府との話し合いが進んでいく中で、その都度三沢市をはじめ関係自治体や関係機関に情報を提供し、また意見を聞くべきと考えるがいかがか。
四 我が国の安全保障の確立と東アジア地域の安定のため寄与する日米安全保障条約の重要性の観点から、米軍三沢基地の位置づけを鳩山内閣はどう認識しているか。そして、連立を組む社会民主党も全く同じ認識で内閣に参画しているのか。
五 青森県内には、米軍三沢基地以外にも、つがる市車力地域に、米軍Xバンドレーダーが配置され、また、陸・海・空各自衛隊が配置されている。我が国の安全保障の確立と東アジア地域の安定の観点から、青森県の位置づけを鳩山内閣はどう認識しているか。そして、連立を組む社会民主党も全く同じ認識で内閣に参画しているのか。
右質問する。