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平成二十二年二月十九日提出
質問第一四八号

果樹園芸農作物の授粉に用いられる蜜蜂の安定確保に関する質問主意書

提出者  木村太郎




果樹園芸農作物の授粉に用いられる蜜蜂の安定確保に関する質問主意書


 近年、世界的な蜜蜂不足が各地域で深刻化し、また、オーストラリア産の増殖用女王蜂の輸入禁止などもあり、昨年春以降、我が国でも全国的な蜜蜂不足が続いた。りんごやメロン・イチゴなどをはじめとする果樹園芸農作物の授粉に用いられる蜜蜂の安定確保は重要であり、今年の生産に向けても農家の不安を払拭する対策が極めて重要と考える。
 従って、次の事項について質問する。

一 蜜蜂不足の原因の一つとなったオーストラリア産の増殖用女王蜂の輸入禁止措置について、日本とオーストラリア間の技術協議で、輸出時の検査強化で合意したと聞いている。その詳細な内容はどうなっているのか。輸入再開の見通しとなったと考えていいのか。また、輸入再開はいつになるのか。
二 輸入再開になっても、すぐに供給体制が改善する状況にはなく、不足気味の状況がしばらく続くのではないのか。また、国はどう捉えているのか。
三 今年の果樹園芸農作物の授粉に用いられる蜜蜂の安定確保のため、予算案上どのように計上され、どのような対策を進めるのか。
四 青森県においては、県産蜜蜂の導入を図る努力がされているが、全国的には県ごとの県産蜜蜂の導入に向けての取り組みは、どのようになっているのか。
五 四で質問した内容を踏まえ、県ごとの県産蜜蜂の確保に対して、国からの支援はどのように考えているのか。
六 今年の四月から五月の需要期を前に、農家が早めに蜜蜂の注文の予約を取り付けるよう指導することが大切であり、また、せっかく増やした蜜蜂を廃棄しないで済むように農家が予約をキャンセルしない信頼関係が必要と考える。これらに関しての、国の対応をどのように考えるか。

 右質問する。



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