質問本文情報
平成二十二年四月九日提出質問第三六九号
参議院予算委員会への三閣僚遅刻問題に関する質問主意書
提出者 馳 浩
参議院予算委員会への三閣僚遅刻問題に関する質問主意書
三月四日付日本経済新聞によると「二〇一〇年度予算案参院審議の初日である三日、」「三閣僚が参院予算委員会に遅刻した。国会審議への閣僚の遅刻は極めて異例で、事務局も『過去に例があるかどうかは調べようがない』と言うほど。」とのことである。そして、この遅刻の理由として「事務方のミス」と弁解しているが、「政治主導が看板の民主党政権では国会対策や日程管理も、政治家である政務三役が責任を持つはず」である。
そこで、次の事項について質問する。
二 また、同日は全大臣が出席したと承知しているが、三閣僚以外に遅刻した大臣が存在するか、情報の開示を求める。
三 遅刻した閣僚と遅刻しなかった閣僚が存在するが、両者の事務方の連絡方法に相違があるか、情報の開示を求める。
四 自民党の世耕弘成氏も指摘しているように「危機管理案件だったらどうする」つもりであったのか。政府の見解を問う。
五 そもそも「政治主導が看板の民主党政権では国会対策や日程管理も、政治家である政務三役が責任を持つはず」である。遅刻しなかった閣僚もいる以上、政治家間で情報の共有ができていればこのような事態は防げたのではないか、政府の見解を問う。
六 今後の具体的な再発防止策について問う。
右質問する。